横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする
「週刊金田一」
先週は疲れてお休みしてしまいましたが、
今はリフレッシュ休暇中。
ゆっくり書くことができます。
昨夜は彼と焼肉食べに行って、そのままお泊りでした。
彼は午後から仕事だったので、私も１０時半近くに家に帰り、
ごはんを食べて寝たら、３時近くになっていてびっくり
何もしないまま一日が終わりそうです。
でも疲れはすっかり取れています
では、今日も「犬神家の一族」の現代版「蒼いけものたち」。
今日から２話ですが、まだちょっと１話目が残っているので
その場面をご紹介。
何者かにボートに穴を開けられて、危うくおぼれ死ぬところだった美矢子。
自分の身に何かあったことを考えて、武のためにも
清文、武臣、智和のうちの誰かと結婚することを決意します。
そのことを弁護士の館野から聞かされた性悪三姉妹。
美矢子の命を奪おうとしたのは長女・雪子ではないかと
次女・月子に疑われます。
月子「子供の時から長女風を吹かせて私たちをいじめてきた姉さんが
初めて私たちに負けようとしてるのに」
生意気なこと言うから雪子にビンタされちゃいました。
かなり本気のビンタです
そして清文が何者かに刺されます。
「武臣君や清文君にも十分気をつけてあげてください」
清文・・・いい人です。
マスクの中身は本当の清文かそれともキヨフミか・・・
原作で殴られて倒れていたのはスケキヨ・・・青沼静馬だったけど。
ここから第２話です。
湖のほとりで、美矢子は３人のうちの誰かとお金のために結婚しなくてはいけない
切なさみたいなものを感じているのでしょうか。
昭和４０年代・・・お見合い結婚は多かっただろうし、
花婿候補も良い人たちばかりだし、問題はそんなにないと思うけど、
お金のために結婚するような自分が嫌だったんじゃないかな。
ぼんやりしている美矢子の頭に虫取り網をかぶせる武。
「やったぜ！セニョール」
「やったぜ！セニョール」はケーシー高峰さんのギャグ？
ネットでケーシー高峰さんのギャグという記述を見つけました。
私、ケーシー好きでよく見ていたけど、これ言ってたのかな？
「あ、髪の毛くしゃくしゃになってる・・・ごめんね」
こういう武がアドリブみたいでかわいいです
清文が刺されたことで三姉妹も警察で取り調べを受けました。
雪子のワンピースが変わっています。
ニットワンピに。
私、美矢子が富岡家に来て何日目かを雪子の服で確認しようと思ったのに、
もう着替えた
警察に来るから着替えたのか・・・
多分、この日はまだボートで溺れた日・・・なんですよね。
安静にしていろと言われた美矢子が外をうろつくから疑われるんだよ。
美矢子も警察で取り調べを受けましたが、
雪子が弁護士（といっても館野）に依頼して、
警察から帰してもらいます。
「かわいそうに。怖かったでしょう美矢子さん」
三姉妹の美矢子への取り入り方がそれぞれ違いますね。
清文が戦場で撮影し、高い評価を受けたという写真の数々。
「地雷を踏んだらサヨウナラ」の一ノ瀬泰造さんがモデルかと思ったけど、
一ノ瀬さんが評価されるのはもっともっと後のことですよね。
昔のドラマは、写真の提供を誰がしたとか
チョウの収集の監修は誰がしたとか、
出典が全く書いてないのでさっぱり分かりません。
不気味なマスクの清文。
「僕はどうせこんな顔です。
僕のことなんか気にしないで、武臣君か智和君を選んで結婚しなさい」
おや、こんな優しいこと言ってくれるのね。
マスクをかぶっていて今一つ言葉が聞き取りにくいですが、
頭を抱えて苦しむ清文は
「どうして言葉ってこんなにむなしいんだ」と言ってます。
「僕の言葉を信じてくれますね」と。
「僕はもう死んでるんですよ」
このゴムマスク、口が開いてないから
息を吸うたびにポコポコ動いておかしな顔になります。
時々ウレタンマスクでしゃべるとポコポコする人がいて、
そこばかり見ちゃうこともあります。
武臣の収集したチョウを見て喜ぶ武。
鼻から蝶々
武臣と美矢子と武。いい雰囲気です
武臣は外国にまだチョウの採集に行ったことがないって。
富岡家の人たちはそこまで裕福ではないのか。
仕事から帰った智和。
頼まれた買い物を忘れて駅の方に戻るんだって。
こういう爽やかな顔で話しかけるからお手伝いの小夜子も気が気じゃない
互いの会社が近くにあるという２人。
智和が「今日、会社の近くで交通事故があって・・・」という話は
ドラマでいえばどうでもいい話だけど、
案外リアルというか、そういうことで話が盛り上がったりするもんだなと
「あんなことしていながらよく平気で笑ったりできるわね」
菱見百合子さんは、かわいいけど
酒井和歌子さんに比べるとやっぱり主役級じゃないね。
失礼なこと言ってごめんなさい。
こういう嫌な目に遭っても明るくふるまう武に救われます。
今日は「少年ホープ」の発売日だからと智和の後ろに乗せてもらって
駅前まで買いに行くことになりました。
金属むきだしのブレーキがなんだかとても懐かしい自転車です
当時としては高級な自転車だったんだろうな。
今日はここまでです。
来週もお楽しみに
ではでは、また来週っっっ