横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする
「週刊金田一」
今日は貴重な休みでしたが、慌ただしかった
フィットネス行って、生け花ボランティア行って、皮膚科で終わりだったんですが、
皮膚科の待合室で爆睡
目が覚めたら習志野が勝ってた
帰ってきたら夜7時過ぎてました。
てな訳で、夜ぐらいゆっくりと「週刊金田一」書こう
先週から始まった片岡鶴太郎が金田一耕助の「悪魔の手毬唄」。
毎回ですが、今回も激しくネタバレですから
この片岡金田一のおかしなストーリーを知りたくない方は読まないでね
「本陣殺人事件」も変な話になってましたが、
「悪魔の手毬唄」もかなり変だって
金田一耕助が別所千惠子と母・春江から依頼を受けて鬼首村に向かう。
昔、別所親子は金田一のアパートの隣の部屋に住んでたんだって
ま、その辺のサイドは許すとしよう。
女学生時代、金田一の部屋に遊びに来た千惠子。
やはり村で力を持っているのは、仁礼家。
屋号は秤屋。
なぜか仁礼家の当主は原作では亡くなっている仁平で、
その娘・咲枝、孫の文子と暮らしている。
(咲枝ではなく「咲江」になってた)
咲江のキャラがはっきりしない。
なぜこんなにおどおどしてるの?
対抗する由良家。屋号は桝屋。
由良敦子と娘の泰子がいる。
亀の湯には、青池リカと娘の里子。
やはり里子にはあざがあるが、
父・青池源治郎が殺されたときに赤ちゃんだった里子がやけどしたんだって。
やけどのあざって感じじゃないよね。
生まれつきではダメだったのか。
このシーンは、かわいそう
で、一番ダメだと思うのが、歌名雄
増田造船の当主・増田歌名雄だって
なんじゃそりゃ
「ますだ」と「ますや」もややこしいし。
加勢大周が悪いんじゃないのよ。設定が変なの
歌名雄が25歳になる時に鬼首村から嫁をもらうと莫大な財産が手に入るとかで、
仁礼家も由良家も色めき立って。
泰子も文子も歌名雄を狙ってるんだけど、
実は里子と歌名雄が両想いで
里子の気持ちを知った母のリカが娘と歌名雄を結婚させるために
ライバルたちを次々と殺していくという・・・
「血のつながったもん同士の結婚を避けるため」という話は全く違う話に
歌名雄が最初、泰ちゃんと両想いじゃないとあかんやん
歌名雄が「やっちゃん」って助けに行かなあかんやん。
歌名雄と里子はきょうだいじゃないとあかんやん
やっぱり歌名雄は、最後湖のほとりで「かあさん・・・」って言わんとだめやん
ただの婿の取り合いやったら村の娘たちが同じ父親でも関係ないやん。
同じ父親の娘たちが、同じ男性を取り合うとか、
娘の母親たちが、みんな恩田の子供を産んだから変に張り合っているとか、
自分の愛した源治郎の娘たちだったから憎しみが増したとか
そんなところでしか意味をなしてこない。
いしだあゆみさんもあまりに熱い演技するから
ただ娘を嫁がせたいだけの恐ろしいおばさんになってました
このリカさんは、かわいげが足りなかったね
手毬唄も千惠子がステージで歌ったり、きれいな女性の声で流れたり、
ちっとも怖くないんだって
子供たちはなかなかよかったのにな・・・
こんなお話でいいのでしょうか
いいわけない
あーーー愚痴を爆発させてしまった。
あまりに変な話だから、逆にみんなに見てほしいわ。
次回はさらに細かく(?)気になったシーンをピックアップします。
ではでは、また来週っっっ