横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする
「週刊金田一」
今回は「本陣殺人事件」。
あーーー、あのカツラのやつ
と思ったのは私だけ???
ドラマの出来としてはすばらしいんだけど、
金田一のカツラが気になるよー
(一時期のビストロの中居くんぐらい)
なぜカツラか・・・
昭和53年10月に横溝正史シリーズⅡが終了し、
4年半のブランクを経て復活した「金田一耕助シリーズ」。
その第1作がこの「本陣殺人事件」だったんですね。
多分、古谷さんは4年の間に金田一のトレードマークのぼさぼさ頭を短くしてたんでしょうね。
ま、するわな
それで金田一は長い髪でないと・・・ってこのカツラをかぶることになったんでしょう。
でもやっぱり女性には不評だった?
あのカツラだと逆立ちしたり、自転車で激突したりできないからかな・・・
2作目の「ミイラの花嫁」は自分の髪に戻っています。
よかった
1作目はまだ手探りの状態だったのかもしれませんね。
カツラのことばかり熱く語っちゃったよ
それでは、ガイドブックの表紙の金田一はどーれだっ
なんとなくすぐ見つかりそう・・・と思ったら、
あったあった
アップだとカツラも気にならないねかっこいい
「一番怪しいヤツは多くの場合シロである。
「どうしました?三郎さん」
金田一耕助シリーズの第1作とあってか、
出演者が豪華ですね
この方がドラマの方にも出てくれるとは
高峰三枝子さん
糸子「明日からは一柳家の嫁として
夫に仕え先祖を敬い
一柳の家の名を傷つけるようなことなきよう
お願いいたしますよ」
市川崑監督の映画「犬神家の一族」や「女王蜂」で、
風格もあり、気品に満ちた女性を演じてましたけど、
糸子もなかなかですなー
第6作の「香水心中」にも出てるのか・・・楽しみ
この方もドラマをぐっと重みのあるものにしてくれている。
横溝正史シリーズⅡの「仮面劇場」で医師役でちょっとだけ出演してたけど、
これぐらい出てくれるとほっとするわー。
当時はすでに「男はつらいよ」でおいちゃん役をやってたから
なんとなく扱いも違う感じがする
今では2時間ドラマには欠かせない西岡徳馬さん。
この方は年を重ねるほど魅力を増した俳優さんだね。
学者っぽさもないし(極道のにおいがする)、
厳格さ神経質さがあんまり出てないな。
佐藤慶さんの賢蔵役にはまだまだ及ばない感じです。
(あの佐藤さんがすごすぎたかな)
この三郎はいい思わず同情するわ
本田さんが演じる役ってだいたい暗くて陰湿でしつこくてイヤ~な男でしょ。
でも今回はそのイヤ~な感じがかわいくも見えるんですね。
まだお若かったせいかしら
昭和のドラマではよくお見かけした山本みどりさん。
克子ちゃんは台詞が少ないからねー。
今回は上から血は降ってきませんが・・・
もっとかわいそうなことになる
笑顔がとってもかわいい克子ちゃんです
そして・・・鈴子は?
牛原千恵さん
見たことあるある子役出身。
綺麗だし、かわいいけど・・・どこかその辺にいる感じもあるな
仙道敦子さんのような田中美奈子さんのような・・・
鈴子のイメージからして「白痴」っぽさが足りないと思うのは私だけ?
伊兵衛さん役の山内明さん。
わざとだと思うけど、
伊兵衛役は嫌な感じだよねー。
どうして美しいお母さんと・・・って私も思うもん
若い頃は男前だ人気スターだったんですね。
母に聞いてみよう。
うわーーー大塚良重さん、変わらない
変わらない・・・と思ったら、当時が老けてたんだ。
26歳???
今の方がお美しいですね
出演されたドラマなどを見てると、
もしかしたら山本みどりさんとは本当の友達だったんじゃないかと思います。
中途半端な感じですが、
今回はここまで。
次回は横溝正史シリーズとほぼ同じ?
内容についてご紹介します。
お楽しみに
ではでは、また来週っっっ