信長の野望 創造:感想 | かにブロ~ゲーム情報とプレイ日記~

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PS4を買ってみたものの、ソフトを1本も買っていない‥‥ということで、
「信長の野望 創造」をプレイすることにしてみました。
大河の黒田官兵衛の影響であることは言うまでもありません、ええw。

過去作をプレイした記憶を思い出そうと、Wikipediaを見ながら調べたのですが、
覇王伝はタイトル名に記憶あり、武将風雲録はやったことあるかな?‥‥という
非常に薄っすらとした記憶しか残っていません(^^;;。

そんなプレイヤーの感想ということで(^^;;。
難易度は初級でプレイし、とりあえずエンディングまでプレイしています。

□ とてもテンポのいいゲーム


日本地図を動かし、本城・支城を選択し内政などコマンドを選択し、
実行者を指定‥‥という一連の流れのテンポがよく、内政がするすると
気持ちよく進められるのはいいなと思いました。
日本自体が巨大なマップになっていて、拠点、城を街道で繋いだ構造で、
部隊は街道を必ず通って、拠点や城に進むことができるという仕組み。

街道には、道の太さがあり、細い街道を大軍で通ろうとすると、
進軍スピードが遅くなるとか、山道は時間がかかる‥‥といった要素があります。
街道の広さ、つながっている数で城の人口の増減に影響があり、
人口が兵数を決める要素になっているということで、このゲームの鍵は
街道と人口だなぁ‥‥と思いました。

というのも、各部隊は、武将が所属する城から出陣する時に兵力を割り当てる
形になっていて、城の人口が兵数に影響する上に割り当てられた兵は、
別の城に入城などしてしまうと解散になってしまうという仕組みで、
「武将が兵力を保持しているのではない」ではないので、例えば、
人口の少ない城を大軍で攻めて、うっかり入城させてしまったために
大軍をさらに先の城に進められなくなってしまった‥‥なんてことを序盤は
やらかしたりしました(^^;;。

ですが、城で兵を集めるという仕組みは、生っぽくてなかなかいいなと思いましたw。

□ 内政、外交、戦争も全て日本地図マップで。合戦はリアルタイムに進行
本作でできる行動の全てを日本地図マップで行います。
上の画像がカメラを一番引いた状態で、本城が表示されています。



で、カメラを寄せていくと支城が見えるようになり、さらに寄っていくと
街道と城、拠点のつながりが分かるようになります。
プレイヤーが把握したい位置にカメラを調整してゲームを進めることが
できます。
内政が終わると合戦や他国の行動を処理するステップに入りますが、
各国の部隊の移動などはリアルタイムに進行します(一時停止や速度の調整は
できます)。
この間も、カメラを自由操作できるので、地図上を見たいところに
カメラを動かすことが可能です。
自軍の様子を確認し、状況によって指示を出すのもよし、気になる他国部隊の
動きを見るのもよし‥‥ですが、まあ自軍が合戦をしている時は、他所を見て
いる暇はないでしょう(^^;;。

この仕組みの不満点は、他国の様子が見えにくいことでしょうか。
全部ではないですが、他国の大きなトピックはログでテキスト表示されたりも
するのですが、なんといいますか、小さいところにも起きているドラマが
見れない‥‥といいますか。
このあたり、ターン制のゲームの強みなのかなぁ‥‥などとも思いました。

また、リアルタイムに滑らかに進行し、カメラを自由に動かせるのはいいのですが、
合戦が随分と地味になった印象を受けました。
全体の動きを把握するには、城や拠点、街道が見える状態がベストなのですが、
そうすると、凸マークと兵数を眺めるだけになり、スクリーンショットも
なんとも地味な絵に(^^;;。



地図を最大まで拡大すると、このように局地的な画面になるにはなります。
が、かなり荒々しい絵になっております(^^;;。
あと、仕組み上、街道しか進まないので、拡大したところで合戦感は出にくいよね
‥‥とも思いました。
ここまで寄ると、率いている武将の顔や、スキル発動による、ちょっとした
攻撃エフェクトなども出るのですが、やはり派手さには欠けるなぁと。

とはいえ、本作では個々の戦闘にフォーカスするのではなく、
戦略的な面を楽しみましょう‥‥ということなのでしょうか


‥‥と、ここまで書いた後で知ったのですが(^^;;、「会戦」という要素があるようです。
発生条件があるようですが、兵士単位で表示して戦闘する場面もあるようです。
き、気がつかないまま、エンディングを迎えてしまった(^^;;。
そういえば、たまに変なアイコンが出るなぁ‥‥って思ってはいたのですが‥‥。

□ 歴史的なドラマはイベントで。クエスト形式の戦国伝も面白い

有名な歴史的な事件などは、イベントシーンが入ります(ボイスもあり)。
こういうのは、テンションが上がるのでとてもいいですね。
里見でプレイしたせいか、あまり見ることがなかったのですが(^^;;、
おそらく色々入っているのではないかと思います。
有名な武将・大名が死ぬ時は、標準的にイベントが入ってもよかったかなと
思います。
(上杉謙信とかひっそり死んでいったんですよね‥‥部下にしちゃったから、
ひっそり死んでいっただけかもしれませんが(^^;;)

クエスト形式の戦国伝も新鮮でした。信長にクエストが入ったかとw。
一定条件を見たすと関東管領を名乗れるようになるとか。
これも、里見でプレイしたので、あまり見かけませんでしたが、
色々とあるようです(^^;;。

□ テンポよくてスムーズだけど、全体としては地味かな‥‥という印象
ということで、まとめになりますが上のような印象です。
スムーズにゲームが進むのは素晴らしいです。止め時がなくて困りましたw。

ゲーム進行がスムーズになったポイントとして、内政コマンドがシンプル
なのに加えて
「本拠地から一定距離の城が直轄地でそれ以外は城主に委任」という仕組みも
あります。
これ自体は、悪くはないのですが、委任になったところは人の移動も活発に
行われているようで、「あれ?○○城にいたあの武将はどこに?」とか、
せっかく配置した武将が勝手に移動させられたりとかは困りましたw。

また、ゲーム的に俯瞰で遊ぶことが多く、俯瞰的に見て考えるゲームゆえに、
見た目の地味さ、局所的なドラマ演出、カタルシスの弱さは感じました。

今後の課題ですかねぇ‥‥とも思いますが、逆に俯瞰で得られる派手さなり、
カタルシスを追求してみる‥‥という方法もあるかもしれません(今ぱっと
出てきませんが(^^;;)。

で、この地味さというのが何が問題かといいますと、PS4に関して言えば、
Shareボタンという、スクリーンショットや動画をTwitterやFBに手軽に
アップできる機能があり‥‥便利で頻繁に使ったのですが‥‥

・面白そうな画像を撮るのに困った
・現状を分かりやすく説明できる画像が撮れなくて困った
 (昔みたいに、色分けされた勢力図があれば分かりやすいと思うのですが‥‥)

‥‥というのはShareボタンを使っていて感じました。
まあ、撮る人のセンスの問題もあるわけですが(^^;;、
とりあえず、色分けされた勢力図は欲しかったなぁ‥‥。

エンディングでスタート時からの軌跡が流れるシーンがあるのですが、
ああいう見て分かりやすく面白い演出が、これまでのあらすじ的に
再生できる場所があったりすると、画像というより動画になりますが、
面白い絵になりそうな気もしました。

あと、マウスとキーボードのほうが操作しやすそうなインターフェイスかな
という印象も受けました。

とはいえ、マルチタイトルといいますか移植版だとは思いますので、
そこまで期待をしては酷かもしれません(^^;;。

‥‥とここまで書いて公式を見ると、SNSに投稿するのに便利な絵が
出せるモードがあるようです‥‥うーん、これも気がつかなかった(^^;;


PS4ならではといえば、ソーシャルフィードバックに対応しているようです。
プレイ動画のライブ配信中に視聴者がコメントを送るとゲームに影響を
与えることができるのだとか。

会戦のプレイ配信中に「自軍強化」とコメントを送ると、配信者の部隊が
強化されるのだとか‥‥ライブ配信はしたことがないので知りませんでしたが、
そんな機能もあったんですな(^^;;。

‥‥とまあ、エンディングまで行っておいて、色々と気づかないことが
多かった本作ですが(^^;;、久しぶりに楽しい天下統一ライフwを過ごすことが
できました。
黒田官兵衛を見て、「うぉー、天下取りてぇ!」と血が騒いだ人には、
オススメの一本だと思いますw。



[PS4]信長の野望・創造

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