朝の連続ドラマ「虎と翼」の主題歌。
OPの曲はもう耳に馴染んだが、歌詞がよく聞き取れなかったので検索してみた。
「したり顔で触らないで 背中を殴りつける的外れ 人が宣う地獄の先にこそ 私は春を見る」
したり顔で触らないで…かっこいい。がん前は「したり顔」の自分が多かったが、今はこの歌詞に共感する。経験は人を変えるのか(笑)
「人が宣う地獄にこそ春を見る」…益々かっこいい😂正直、これまで全く米津さんの曲を聞いたことがなかったが(曲のタイトルは少し知ってる程度)、勝手に「これぞ米津玄師」って感じかしら?
宣う地獄の存在を認めつつ、そこに春を見つけることが出来るかどうか。それが人生でしょうかねぇ。
「繋がれていた縄を握りしめて しかと噛みちぎる」
自分が繋がれている縄はなんなのか、自分にしか分からない。誰かに縛られたものなのか、自分で結んだものなか。
その縄に気づいた時、噛みちぎるのも、繋がれたままになるのかも、その人次第。
「貫け狙い定め 蓋し虎へ どこまでもゆけ 100年先のあなたに会いたい 消え失せるなよ さよーならまたいつか!」
1番の歌詞は「瞬け羽を広げ 気ままに飛べ どこまでもゆけ」なので、この対比に余計ゾクゾクとした。どちらも必要な要素かも。
「生まれた日から私でいたんだ 知らなかっただろ さよーならまたいつか!」
ここ、胸をつかまれて「ぐは〜っ」と声が出てしまった。
五十を過ぎて、がんになって、今は「自分を思い出す」という作業をしている気がする。
空気を読んで、周囲を「ちゃんと見て」大人になって…寅子さんの言葉を借りるなら、「はて?」って感じなのかも。
このドラマは戦争中の話でもあるので、死と向き合うことが根底にあり、「さよーならまたいつか!」も、やはりそういう意味を含んでいるように思う。
今は、良くも悪くも「死」が隠れすぎている。病院で亡くなることが多くなったし、死は忌み嫌われることとして根強い。
それが「生」もぼやかしているのかも。
でも、だからといってがんにならなくてもいいんだけどさ😂
「拝啓、少年よ」は覚えた。今の私のテーマソングだ。
「さよーならまたいつか!」も覚えたいが、ムズイ〜🤣
夫の急な「これから帰るLINE」。
これからジムだしー、帰ってきてお昼作るなんてしんどいしー…この写真をLINE送って終了😛