人生初のジムに通い出してから、3ヶ月が経とうとしている。
習慣づいた自分に、まず拍手👏
がんにならなかったら、今の自分はあり得ない。
がんの副産物。
手術〜6回の抗がん剤治療終了まで、約半年間。ほとんど、まともに、動けなかった。
これは50過ぎての体には、ダメージが大きいだろう。運動してて、筋肉でもあればまだしも、生まれてこの方文化部だし、筋肉なんて計量不能だ。
そんな私が、ジム通い。
だって、「抗がん剤治療を乗り切るには筋肉💪」という、佐藤典宏医師と石井直方さんの話を見聞きしたら、やらないではいられない。
「顔つき悪いがん」だし、今だってまだ闘病中だと心得ている。
筋肉、つけるしかないでしょ。
ジムに行ったはいいけど、疲れすぎて午後は何も出来ない。午後だけならまだしも、翌日もぐったり。
正直、自分に幻滅しながらの3ヶ月だった。
最近になってやっと、
「あれ?筋力ついてきたかな?お腹が少し凹んだかな?疲れにくくなったかな?」
と、自覚できるようになってきたところ。
嬉しいなぁ😭
こうなるとジム通いも、俄然気持ち的に積極的になれる。
私の今までの人生には運動の「う」の字もなかったので、とにかく怪我しないのが第一目標だった。一度、肋軟骨を傷めて一カ月休養したけれど、その他には傷めたところも、筋肉痛以外には痛むところもない。
これはかなり、私にとっては奇跡的。
どんな運動でも、どこか痛かったり傷めたりしてきたから。めまいもあるし、ラジオ体操ですら毎日できなかった。
有酸素運動のラスト5分はヒーヒー言っているが、そんな時には
「何くそ!がんなんてやっつけてやる!負けるもんか〜っ!」
と、無自覚的に思ってる。
ちょっと、私だけ雰囲気違ってるかもね。殺気だってる?(笑)
がんも私の細胞だし、私を守る為にがん細胞は生まれるとすら何かで読んだことがある。
本当なのか?
まぁ、よく分からないけれど、がんを憎まないようにだけはしているつもりだ。
「つもり」なんだが、「何くそ」と鼓舞する時にはがんを持ち出してしまうなぁ。