最近、自分の人生にどうしようもない後悔が襲って来ている。

1人でいると叫びそうになるような、胸を掻きむしりたくなりそうな。


特に、結婚。


ないものねだりなのは重々承知だし、今の生活だって身に余るくらいだと思っている。

それでも…だ。



やっぱり、自分の人生の女性性に関する部分。この気持ちは、子宮がんが影響しているのは間違いない。色々体調不良はあるものの、命の危険は今のところ脱した時期ゆえの心境なのだろう。



夫婦関係なんて相互作用だ。どちらかが良いとか悪いとか、それはないのは分かっちゃいるが。



一時死を覚悟した時は、全てを水に流したと思った。そして、死を前にしたように思えても、かえって心穏やかで幸せを感じていたのに。

この苦しみというのは「生と死のバランス」において、かなり「生」に身を置いている事になるだろう。生きる事ってこういう苦しみに身を置く事とイコールなんだなと、改めて感じる(笑)




あ〜、少し整理されて来た。

こういう事っていくらなんでも人に話せないし、書く事でしか吐き出せない。

私の心の穴は、死ぬまで埋まることはないだろう。それを抱えて生きるしかないのも、それもまた私の人生と受け入れるしかない。



最近、何度目になるかわからない「イ・サン」をまた見た。その中に、



「杯は酒で満たすように、人の心は人でしか満たせない」



というセリフがあった。

何度も見たけど、このセリフがここまで心に響いたのは初めてかも。人生経験で変わるよねぇ。

今のところ満たされそうもないが、それでも生きていくのだぁ。








綺麗の全盛期は過ぎたけれど、このバラも味があって綺麗だと思う。