「ウィッグを買うなら、ちゃんとしたのを買った方がいいと思う。」
がんと分かって、乳がんサバイバーの叔母と話した時に言われたことだ。
このことがあってネットで購入する選択はなく、院内の医療用ウィッグ店に行って色々と話を聞いてみた。
①ネットで購入しても、髪の長さ等イメージと違うことも多い。カットすることもできるが、初めからここで購入すれば良かったという人も多い。
②初めからショートのウィッグを購入してしまうと難しい。セミロングのを買って、髪が全部抜けてから、ここでカットして合わせていくことが出来る。
③とにかくウィッグを着ける事。そうすると、次第に顔に馴染んでいく。
これらの言葉に嘘はないと思う。
けれど、私は今のところほとんど着用していない(笑)
まぁ、これは私の問題。
まず、暑い🫠
更年期のせいもあると思うが、体温調節が苦手であり、暑さに弱くなった。帽子も暑いけど、比べものにならない。
私は元々ベリーショートヘアだったので、セミロングの周りのウケが悪過ぎる(笑)笑いを堪えきれないという感じの反応💦自分も周囲も見慣れればそうでもないのだろうが、見慣れるほど被っていられないのだ。
帽子の方がウケが良いのは、ベリーショートだったことがあるだろう。
帽子は、似合う形を見つけるまでは迷走した。
初めはよくテレビドラマで目にするような、すっぽり深く被るタイプのものしか頭になかった。けれど、「にっぽん縦断 こころ旅」📺を見ていて閃いた💡火野正平さんの帽子、似合うかも!と。
これが大当たり🎯自分で言うのもナンだが、似合った(笑)服などに合わせられるよう、ブルー系、赤系、そして黒色を揃えて楽しんでいる。髪が生え揃うまで2年くらいかかると聞いていたので、お金を掛けても楽しむところだと思う。
今日の朝日新聞に、俳優の西丸優子さんの体験談が載っていた。
帽子も楽しんでいるけれど、ネットで見ていて、私もお安いウィッグを頼めしてみたい気もしている。ネットでみると数千円で購入できるので、まずはそれを試してみるのも全然アリだったな。
正直、高額ウィッグでも「かぶってる」感は拭えない気がするのだ。部分的なウィッグとは違って、フルになるとどうしても。フルでオーダーなんてしたら、とんでもなく高そうだし。しかも、2年くらいしかもたないのだから!
ぶっちゃけ。
若くて顔に張りがあれば、色んな(安価な)ウィッグを素敵に被りこなせるのかなぁなんて思う。アラフィフの私はむしろ、桂由美さんの路線で正解かも。帰省した際、初めて帽子を被った私を見た両親や叔母には、とても好評だった。
なので、数千円のウィッグを買えないでいる。
明るい気持ちになる帽子たち。