がん後に初めて会う友人2人と、カフェでお茶してきた。一歳下なので更年期の話にもなったのだが、気になることを聞いた。


「子宮頸がん検査はするけど、子宮体がんの検査はしたことがなくて。この前先生にお願いしたら、『すごく痛いよ。しなくていいんじゃないかな。』と言われたんです。」



へ?

50代でまだ検査をしたことがないのに、一大決心してお願いしたのに、断られるなんてことがあるんだ?と驚いた。

ちなみに、私がホルモン剤の処方とがん検査を診てもらっていた同じ先生なんだが。

私はホルモン剤を服用していたので(がんのリスクが上がるため)、頸がんも体がんの検査は年に一回必ず受けていたが、それにしてもはてなマークだった。




同じく一歳下の友人が私とほぼ同じくらいに早期閉経になったと聞いていたので、「治療が必要なのになぜ放っておいたの!って叱られちゃったから、一応通院してみたら?」と話したことがあった。後日、その友人が同じ病院に通院してみたら、「そうですね、もう生理は終わってます。」で終わったというのだ。

私との違いは出産経験があるかないかだけだったので、そういうものなのかねぇ?と話した。素人判断では難しいものだ。



子宮体がん検査は痛いと聞いていた。

けれど、私は子宮の細胞を削り取られる痛さより、膣が萎縮してしまっているのでそこをグリグリと通過するのが酷く痛かった。堪えても声が出てしまう。終わった後もしばらくは辛くて、ズーンとちびまる子ちゃんのように顔に「タテ線」、背景に「ダメージ線」を背負ってしまう。
でも、手術をした病院で検査した時はそれが全然痛くなくて驚いた。
器具?を入れようとした主治医が、

「細い方…」

と言ったのが聞こえた(笑)
大きい病院は太さにレパートリーがあるのかぁ?!嬉しい!
退院前の内診も、1ヶ月検診の内診も、全く痛くない。内診の格好はたまらなく嫌だが、アノ痛みがないだけ天国だ。


美味しい苺パフェを頬張りながら、更年期世代の話は尽きなかった。





「もうすぐ苺パフェも終わりですねぇ」と店員さん。残念。