月一の検査。

4月の検査も異常はなく、主治医からも「順調に行っていますね」との言葉をもらった。



「わ〜い🙌」


という気持ちになるのかと思ったが、これが意外にならないものだ。



異常なしの言葉に張り詰めていたものがふと緩み、診察が終わり待合室で待っているとグッタリしてしまう。

検査後はご褒美に美味しいものを食べて帰るという話も聞いたりしたけど、そんな気にもなれずに早く家に帰りたいと思う。



その日の結果はシロでも、すぐに膣の細胞を取られて検査に回される訳で、また来月まで時限爆弾を抱えさせられるようなものだ。

その繰り返し。




「腫瘍マーカーが一時的に高くなることがあるらしいけど、それは治る過程にあることであまり慌てなくてもいいんだって」


と友人から聞いていたので、ちょっとドキドキしたが、今月の数値も一桁で前月とほぼ変わらなかった。手術前の数値は、短期間で44、64、66と上り調子だった。正常値の範囲は35以下のはずなので、一桁であることにホッとする。




一回り歳下の乳がんサバイバーの従姉妹は、


「丸2年が過ぎて、3年生になりました」


と叔母にLINEをしてきたらしい。

そうだよね、数えるよね。


子どもがいない人あるあるに、「自分に子どもがいたら…」と歳を数えると聞いたことがあるが、私は時々それをやる。

例えば、私は藤井聡太八冠のお母様とはほぼ同世代のはずなので、「息子がいたらこのくらいの歳になってるんだ」と思う。

大谷翔平さんが29歳だと知ると、結婚してすぐ子どもを授かっていたら、こんなに大きい息子がいてもおかしくないのか!と驚く。



これからは、手術をした日と最後の抗がん剤治療日を区切りに、「やっと1年」「もう5年」と数えていくのだろうな。

従姉妹よ、2年経過おめでとう🎊








なんか、あざと可愛い⁈