家事も大分出来るようになり、ジムにも通い、夫との遠慮のない軽快な会話?!も戻ってきた。
抗がん剤治療をしている頃は、
「抗がん剤が終わって、日常に戻ることができるんだろうか」
と思っていた。その思いは、治療が終わりに近づくにつれて強くなり、ずっと再発への不安に覆われて過ごすことになるんじゃないかと憂鬱だった。
ひと回り下の従姉妹は乳がんだったが、
「治療が終わったら全て忘れるって、そう決めたの。」
と言った。まだ2歳にもならない子どもがいるのだ。母は強し…だろう。
もちろん、完全に拭い去れるものではないと察するし、3ヶ月に一度の検査は前日から恐怖だという。そりゃそうだよね。
「忘れる」と鼓舞しないと。
私は、敢えて忘れない。
できれば、私は次男猫、両親、夫を看取りたい。一時は看取られる側に一気に踊り出たが、ここは踏ん張って土俵際で粘りたい(笑)
その為のジム通い、肉体改造である😹
ジムに通うようになって、より「日常」を感じている。
その日常はがん前と同じものとはいかないが、私の愛する新しい日常なのだ。
ローズマリーの花が咲いた。