『きのう何食べた?』が好き。

この2人とは歳が近いので、身につまされる話、激しく共感することが多い。

そして、切ない🥲



先日、録画しておいた第7話を観たのだが、シロさんが老眼を買うお話だった。初めは、老眼であることを認めたくなかったシロさん。老眼鏡を勧められても拒否していたが、とうとう折れて老眼鏡をかけてみたら、あまりにも見やすくて衝撃を受けているシーンが可愛らしかった。


私自身は、老眼に気付いた時は


「老眼、キターっ❗️」


という程度だったが、抵抗があったのは人の前でメガネを外す時。友人の前なら平気なのに、スーパーなどでメガネを外すことに抵抗があった。

普段は近視用メガネをかけているので、メガネを外すのが1番見やすいのだ。100均で老眼鏡を試してみたのだが、どの度数も合わなかったので、1.0以下ということなのかな。



次に抵抗があったのは、メガネチェーンを付けること。「私は老眼で〜す」と、宣伝して歩いているみたいで😅

いやいや、白髪染めをしない派だから、老眼でも自然でしょと、自分にツッコミを入れていたのだが。

それに、お気に入りのチェーンを見つけられなかったのも大きい理由だ。常に付けているものなので、顔の一部と同じである。めぼしいお店で探してみても、理想的なチェーンは見つけられないでいた。そもそも何が自分の理想なのかも、分からなかった。




何故チェーンが必要なのか?

メガネを外して置いておいて、つるの部分を次男猫にガジガジと噛まれ、悲鳴をあげたことがある。

太ももの上にメガネを置いていたのを忘れて立ち上がり、床に思い切り落としてしまう。

買い物時に渋々メガネを外す時、バッグやら品物を持ちながらだと非常にやりにくい。

これらの理由で、チェーン欲は大きくなっていた。


「グラサン風に、頭の上に乗せるという手もあるよ」と友人に言われたが、髪の毛の脂が付いてレンズが曇るのが絶対イヤ🤣子どもの頃に、父親のメガネに触って怒られていた記憶があるが、今ならその気持ちがよく分かる(笑)

兎にも角にも、私にとってチェーンを付ける壁は高かった。



その壁を越えられたのは、がんが分かった後だった。

がんを受け入れなければいけないのに比べれば、老眼なんて、なんのその。チェーンなんて、なんのその。

出来れば入院前に、チェーンを手に入れたかった。読みたい本を沢山持っていくつもりだったし、そうなるとメガネの着脱は多くなるだろう。


こんな時のメルカリ様。メガネチェーンを本格的に探し始めた。

見つかるもんだな〜🥰






最初に見つけたのが、1番右のもの。

届いて付けてみると、長さがちょうど良かったし、少し派手めで恥ずかしい気もするが、顔周りが華やいでアラ隠しにもなりそうだ😂ビーズ?を通してあるのが、ワイヤーなのも丈夫そうで良い。

同じメーカーのものはないかな〜と、更に探してみると、他に2本見つけたので早速購入した。ローテーションで使って、疲労による破損を引き伸ばしたい。

今も時々探してみるのだが、この3本を最後に見つかっていない。

巡り合い、その時の出会いというものが、物にもあるのだ。



今は遠近両用メガネにしている。それでも、チェーンは必要。

レンズの下が手元用のピントなので、伏し目がちのままで本を読むのはしんどい😓それに、ピントが合う距離があるので(30センチくらい?)、文字の小さい本は辛いのだ。

字を書く時に、メガネを外さなくて良くなったのは大きい❣️1番不便だったのは、字を書く時だったのかも。



あんなに抵抗があったメガネチェーン。

今では、ピアスに並ぶ私のオシャレアイテムになっている。

お気に入りを見つけることは、元気になれること☺️