乳がん経験者の叔母、従姉妹、そして看護師さんから聞いていた爪への副作用が、ほとんど出なかった。



爪が脆くなった、剥がれたなど😣、色々聞いていたんだけど。

良かったとか、ラッキーとか、素直に思えない複雑な心境である。

副作用は人それぞれですから…と、主治医には言われたものの、むかーし観た映画を思い出す。

たまたまチャンネルを合わせたのだが、結局最後まで観てしまった。男女2人のがん患者が、心を通わせていく映画だったと思う。昔過ぎて細かなストーリーは忘れてしまったが、その中で、


「私は爪が変色したわ。治療の効果が出ているということだから、むしろ喜びましょう」


というようなことを、女性が男性へと話していたシーンがあったのだ。

「爪にも影響が出るんだな。なるほど、一見悪いように見えても、確かに、効いているという意味でもあるな」と、今でもあのシーンが忘れられないでいた。



手足の麻痺や痒みという副作用はあっても、爪はほぼ変わりはない。

副作用による貧血のせいなのか、爪は以前よりも薄〜いピンク色に。

老化現象の爪の縦線は元々あったけど、抗がん剤後は横線も出現した。数えてみると、抗がん剤治療の回数と同じく6本あるかも😅





それから、爪の伸びるペースが遅いと思う。




爪が剥がれるなんて痛そう!😭でも、よく見られる副作用が自分にはないのは、「自分は抗がん剤が、人よりも効いてないのかも…」という不安が拭えない。

髪が抜けた時、ショックよりもホッとしたくらいだ。



抗がん剤治療が終わって嬉しいが、健康な人でも毎日がん細胞は生まれていると聞いたことがあり(事実かどうかは調べていない💦)、そうなると治療が終わったことすら、また不安であったり…揺れる心のがんサバイバー😅






いつの間にか、大人になったな〜と思う次男猫。

お客さんが来ても、お調子に乗って暴れないし、無駄な?動きが減った😂

本当に凄まじいヤンチャぶりだったのでホットはしたけど、一抹の寂しさもある。