ぷぷぷっ🤭
※ネタバレあります。ご注意ください。
今、ハマっているドラマが『セクシー田中さん』。
日本のドラマは、正直あまり観ない。録画して観ているのは『相棒』のみだったのだが、『セクシー田中さん』はベリーダンスのシーンもあるということで、観たくなったのだ。
とりあえず1話だけ…と思っていたのだが、すぐにハマってしまった。
毎回、うるうると涙ぐんでしまう。
Yahoo!の記事は、第8話のこと。
これは、ヤバかったなぁ。
がんになる前の私は、まさにコレ。最期の瞬間に、夫に言ってしまうかもと思っていた。でも、さすがにそんなことは親友にも言えない闇なわけで。
その闇と同時に、私の救いとなる言葉もあった。
このXも、そう。
https://x.com/satoruo/status/1736356577878183939?s=46&t=NORFaRgm4Ijh6qYteDF8Ww
がんになる前は、何かを成さなければと思っていた。
「このままでは死ねない。」
「子どもがいないのだから、何かそれに変わるやりがい、生きがいを見つけなくては。」
そんな焦燥感に溢れ、いつも不満足だった。周囲は、そんなことは気付かなかっただろう。呑気に、人生楽しんでます!と見えていたはず。
だって、そんなことを微塵にも出さなかったから。
悟られまいと思っていたから。
子どものいる人に、この気持ちは分かるまいと思っていたから。
都会ならば、子どものいない人、そういう人生を選んだ人も多いだろう。でも、私の周りの夫婦で子どもが居ない人は…弟夫婦以外、マジで居ないな(笑)
子どもを産めなかったことで泣くことは無くなったが、それでも、その心の穴が塞がった訳ではなかった。
がんを経験した今となっては、生きてるだけで有難いが。
もう、何かを成さなければと思うことも無くなった。焦燥感もない。ずっと続くかは分からないが、なんだか、そんなことはどうでも良くなってしまった。
希望がない?
諦め?
そうであっても、心の暗さと重さはない。
それでいいと、思っている。
子どもがいない人は、死ぬ間際に
「子どもを産みたかった」
と思うとか、思わないとか。そんな都市伝説があると、何かで読んだことがある。
それは実際にその時にならないと分からないけれど、旅立つ間際に、誰かを罵ってしまうような人生とならないように、とだけ思う。