六本木一丁目や溜池山王や赤坂からでも徒歩5分くらいの場所に若き大将がオープンしたいいお店があると聞いてGO
四季折々の一品料理や握りを堪能できる四心コースにアルコールペアリングでお願いしました
まずはシャンパーニュで喉を潤して
1808年創業のドラピエは黒葡萄主体でふくよかなでパワフルな味わい・泡自体も濃い黄金色に輝く上品なシャンパーニュでしたよ
鮪とアボカドのタルタルはお店の定番スペシャリテ
フレンチのようなビジュアルの一皿は本鮪のたたきにアボカドと白海老に醤油とバルサミコ酢・もったいなくてチビチビ食べちゃうよなぁ
お椀には海老真薯
熱々プルンとした真薯に夏野菜の赤パプリカとヤングコーン揚げ浸しに柚子の香りがいいね
握りの前にもう一品
秋田県のじゅんさいを土佐酢に合わせて礼文島のムラサキウニと一緒に・初夏を感じる一品は伊賀焼きのお皿も素敵だね
次からの白身魚に合わせて白ワイン
夏らしい仏ロワールのミュスカデはイタリアワインより濃厚だけど夏らしく爽やか
白身の握りはクロムツから
白身だけど旨味たっぷり濃厚で・大トロのように脂がノリノリ口の中でトロけるよう
三重県アオリイカ
綺麗に細かく包丁が入ったアオリイカは塩と酢橘でさっぱりと・コシヒカリとササニシキ2種類の米を使うこだわりの舎利も硬めで好み
徳島県の白甘鯛
京都などでの呼び名はぐじは色合いも美しく・聞けば1週間寝かせて塩でしめてあるんだそう
千葉県のカマス炙り
水分を抜いて塩と昆布で仕上げたカマスは初めてのふっくら食感でなんだか穴子みたいかも
この後に続く鮪にはこの日本酒を
神奈川県伊勢原市吉川酒造の雨降と書いてAFURI・雨降山の硬水で仕上げた岩手県産の亀の尾はトロピカルフルーツのような甘味も
ここからは鳥取境港の本鮪が3貫
定置網漁の本鮪は身が柔らかく・上品なこのサイズ感もトロける中トロやっぱり好き
赤身はワインレッドに輝いて
醤油が入りすぎないので旨味が際立つ柵漬けの赤身には地がらしでパクっ
大トロ
この日の大トロは筋が多いとのことで薄くスライスして何枚も重なってるんです
ウイスキーソーダ割り
このスコッチウイスキーは蒸留所が川沿いにあるのでエチケットに鱒が描かれて・滑らかでまろやかな甘味もありスイスイ飲めますね
ここからまた料理が何品か登場です
熱々カリッと揚がった琵琶湖の稚鮎とクレソンの春巻きは肝の苦味と黒胡椒の香りがいいんです
茶碗蒸し
青森県産たたき梅に白魚もたっぷりよく混ぜながら滑らかな食感の茶碗蒸しを楽しみましょう
出雲には先日行ったばかりなのでなんだか嬉しい出雲富士
山田錦を使う出雲伝統の吟醸造りの純米吟醸はフルーティの中にもスッキリ爽やかな味わいを感じる好きなお酒
長崎県の鯵
今の季節は脂がのってる鯵にあたり葱は最強の組み合わせだね
苫小牧のホッキ貝
ちょっと炙って香ばしく・レアな食感も残した絶妙なバランスたまらんす
淡路島・川藤の雲丹
こちらも先ほどの礼文島と同じ品種のムラサキウニだそうですがこちらは海苔との相性抜群とのことでこんなに贅沢なてんこ盛りで
鹿児島県の車海老
ついさっきまで泳いでいたフレッシュな海老ちゃんは大きめなので口を大きく開けて味噌の頭から尻尾までひと口で甘味を感じながらパクり
ラム酒はロンサカパ
グアテマラのラム酒はまん丸なアイスのロックで穴子からデザートに合わせていくんです
長崎対馬の穴子
煮穴子はふっくら具合が半端なくてビックリするくらい
卵焼き
卵黄が白い卵を使っているので真っ白でふわふわな食感で蒸しパンみたいだけど味わいは卵焼きなんだよなぁ
あら汁
今日いただいた魚達のアラや骨を使っているからめっちゃ濃厚・いつまでももっと飲んでいたい白味噌仕立てかな
デザートがわりの卵焼き
卵黄が濃厚な八ヶ岳卵を使った卵焼きはプリンみたいな食感と甘さがあって・上の部分はキャラメリゼされてるんです
一品料理は独創性もあり鮨も含めて季節感もありペアリングもバリエーション豊かで楽しくて・季節ごとに伺ってみたい素敵なお店でしたよ
ごちそうさま