西麻布交差点からすぐのビル地下1階にあるカウンター8席の隠れ家的な雰囲気の鮨屋へ
大阪・心斎橋の日本料理店や北新地の予約の取れない鮨屋で研鑽を積んだ若き大将が握るおまかせコースをお願いしました
乾杯はレモンサワーで喉を潤して
檸ジンを使っているのでレモンの酸味がくっきり心地よくスッキリ爽やか
コースは握りとつまみが交互に登場するスタイルなんですよ
まずは平目の握りからスタート・歯応えある食感に塩味を抑えた赤酢のシャリ・期待感が高まります
白菜と薄揚げ
目鯛と椎茸を白菜と薄揚げで巻いて・辛子の餡かけと牛蒡の素揚げが添えられた繊細な仕事が光る一品
アオリイカ
白魚
甘海老
とにかくやっぱりこのあん肝ソースがたまらなく・オレンジの酸味と甘味もバランスよく・ねっとり甘海老に春を感じる菜の花とネギも一緒に
ここからは日本酒を
京都・伏見の日日 秋津山田錦は綺麗でみずみずしいライチやブドウのような柔らかい味わい・素敵なグラスで香りも楽しみながらスイスイと
赤身づけ
キラキラ輝くマグロの赤身・ちなみに握りを乗せていいるこの素敵なお皿は山口県の萩焼き十三代三輪休雪さんの作品なんだそう
続いて中トロも
小ぶりなこのサイズもちょうどいいんだよね
クエの炭火焼き
身がふっくらのクエに柚子味噌を軽く炙って仕上げ・後から柚子の香りが鼻腔を刺激・お酒も進むお皿も素敵な一品
鯖は手渡しで
写真用に開けちゃいましたが海苔に巻かれて手渡しで登場・脂のった鯖はすーっととろけていきますよー
牡蠣
低温調理した煮牡蠣はぷっくりしっとり・旨味が口の中で弾けていきますなぁ
新潟の魔斬
美山錦を100%使った超辛口生酛純米大吟醸は凛としてキリッと旨い
お椀
筍真薯とワカメの澄んだお出汁・春の訪れを告げる筍の味もしっかり・サクッとした食感も楽しい真薯いいね
小肌
酢の塩梅がいいんだよね・若い時はあんまり得意じゃなかったけど大人になってから好きになりがちなネタだよね
北海道の雲丹
ころんとした小ぶりな感じも大人にはいいんだよなぁ・甘〜い雲丹ちゃんはあっという間に口の中でとろけて消えてニンマリと
帆立のフライ
フライにはオクラに長芋と数の子が入ったネバネバな山形出汁をたっぷり盛ってパクり
穴子
見るからにふっくら光ってる穴子は香ばしさと共にふわふわっと口の中が穴子の甘さで占領されちゃいましたぁ
粕汁も美味しかったなぁ
ここで一旦ほっこりホッとする味わい・牛蒡や人参に蒟蒻など具沢山な粕汁です
巻物
甘く炊いた干瓢とめっちゃ細かく切られた胡瓜のシャキシャキを楽しみながら
最後に追加でもう一品
車海老とトロタクがあるとのことだったのでトロトタクを巻いていただきました
デザート
サクッカリッとしたかりんとう饅頭の中にはサツマイモ餡がたっぷり・ほのかな甘味がめっちゃ美味しくて売って欲しいくらい
ちなみに大将は山田さんじゃなくて関西出身の金光さん・リニューアルした店内に素敵なお皿も素敵・お酒も進んでほろ酔い楽しかったなぁ
ごちそうさま