西麻布交差点からすぐのビル4階にあるこちらで江戸前鮨を堪能してきましたぁ
和とモダンを融合したカウンターでこの道30年以上の大将が握る特選鮨や一品料理をいただけるお店なんです
毎日豊洲市場へ買い付けに出向く大将のお任せコースをお願いして伺いましたよ
まずは穴子の稚魚のれそれからコースがスタートです
ソーメンみたいな葛切りみたいに透明で・ツルツルっとポン酢と花穂紫蘇と共にいただきましょう
鹿児島県のヤイトハタ
20日間氷の中で熟成したハタを直前に湯引きしているので脂の具合も最高・紅葉おろしに山葵はお好みでパクり
閂(かんぬき)サヨリ
続いてはお店のスペシャリテしじみと蛤出汁の茶碗蒸し
蓋を開けた瞬間の香りでもう悶絶・まるで貝を食べているような貝以上に貝を感じる逸品です
子持ちのヤリイカ
宮城県の阿部勘は純米吟醸 亀の尾
ほどよい吟醸香に米の旨味そしてちょっぴり苦味もあるような・最近飲む機会多い阿部勘のお酒も好き
千葉県銚子の金目鯛
10日間熟成させた金目鯛はしなやかに柔らかく・サシが入って脂が回ってめっちゃ旨い
ふぐの白子の炭焼き
すっぽん6匹を使う濃厚な旨みたっぷりの出汁にぷっくりとした白子とフカヒレという超贅沢なコラーゲンの塊にスプーンが止まらない〜
愛知の本ミル貝
コリコリとした食感のミル貝は山葵醤油で・甘味を感じながらまたまた日本酒をチビチビと
青森の帆立
帆立にサンドされているのは去年作ったカラスミ・玄米の衣のカリッと香ばしさにカラスミパウダーをまぶした味わいと食感のハーモニーに
ここからは握りがスタート
まずは宮城県塩竈の120キロ級の鮪から・厚切りだけど40本包丁を入れシャリとの間にはすき身も・すーっとトロける舌触りに感動
鹿児島のスミイカ
イカにこちらも包丁を入れて表面積を多めにすることでねっとりとろけて・今回はムラサキウニと合わせてニンマリ・軽やかな味わいですよ
鰆
1週間熟成している鰆・これまたこの身の柔らかさにびっくり・魚ごと個体ごとに丁寧に熟成される流石の職人技が続きます
ここで新潟県南魚沼市の巻機RAIMEI
扁平精米にマイクロバブル洗米などこだわりあり・初めて出会ったこのお酒はキリリとしたドライなタッチにバナナのような果実香りも
天草の車海老
さっきまで元気だった新鮮な海老を68度で3分の低温調理・しっとり柔らか甘味も広がるネタは二段重ねの海老ダブルで
赤身はキラキラ宝石みたい
こちらも宮城県塩竈のマグロの赤身・卸問屋さんで熟成もかけているそうなので味が濃くて・やっぱり赤身も旨いんだよなぁ
カンパチ
15キロのカンパチも20日間熟成・これも実は2枚重ねたダブルで登場・1枚目がトロ2枚目が赤身のイメージで食べ比べ
マスノスケ
北海道から直接仕入れている大型な12キロの鱒だそうで甘味と旨味に脂が最高でした
大トロも登場
スジを感じさせない最高の状態の大トロ・やっぱりこの溶けるような食感と脂の甘味が大好き・でも軽く食べられちゃうのがここのお鮨
あら汁
お店で使った1週間分の魚達のアラや皮を使った汁はめっちゃ濃厚でビスクみたいだよなぁ
ノドグロ
手渡しなのは脂がたっぷりでお皿に置いちゃうと崩れちゃうから・中はレアな仕上がりでこの絶妙な火入れがたまんない
北海道産バウンウニ
もう言葉はいらない・あーいつまでも口の中に残っていて欲しい・シャリがあるのを忘れてしまうくらいウニが広がっていきます
江戸前鮨はもちろんその前の一品もそれぞれ凄いから和食のコースみたい・大将のこだわりに触れてワクワクしながら楽しめる素晴らしいお店
ごちそうさま