焼肉と日本料理をかけ合わせて話題の「日本焼肉はせ川」の別亭でめちゃめちゃ美味しく楽しいディナーを堪能してきましたー
ライブ感あるオープンキッチンを目の前にしたカウンター席で睦月のおまかせコース「ひと冬の舌鼓」をお願いして伺いましたよ
都内でも本当に限られた数店でしか食べることができない名実共に日本一の芝浦食肉市場の老舗「神谷商店」幻の神のタン・ハラミもあり
神戸ビーフ生産者の一人「川岸畜産」などトップ生産者が育てた長期肥育希少黒毛和牛などを少しずつ心行くまで楽しめるお店なんですよ
店内の壁も土壁を使い漆喰のカウンターもシックで器も素敵なので要チェック
乾杯は1760年創業のシャンパーニュ・メゾンであるドゥラモットで・黄金色で柑橘系の香りを感じるシャルドネ主体の泡ですね
先附はずわい蟹と雲丹 但馬牛の贅沢軍艦巻き
但馬牛もも肉と北海道産バウンウニにずわい蟹そしてラトビア産のフレッシュキャビアに金箔仕上げでまさに贅沢なビジュアル
睦月のコースなので祝い膳
車海老千枚漬寿司・金柑蜜煮・梅花百合根・炙り唐墨・竹萵苣董・丹波黒豆・和牛旨煮と新春の彩り
ここで今日いただくお肉を見せていただきましたよー
近江牛のシャトーブリアンやフィレに神谷商店の神のタンやハラミ・神戸牛のリブかぶりにリブロースとなんとも美しい重量打線ですな
御椀は白味噌仕立て
泡もなくなったので白ワインを
ニュージーランドのソーヴィニヨンプランは花のニュアンスとミネラル感ある奥行きがいい感じ
御造りは淡路の三年虎福焼き〆と青森 大間 天然本鮪の豪勢な2種盛りで
肉だけじゃなく魚も当然抜かりなく・しっとりコリコリなフグはポン酢・中トロと赤身は土佐醤油で上質な甘味と酸味を楽しみましょう
冷野菜は慈姑と早採り野菜のサラダ
塩昆布とオリーブオイルだけなのでまろやかな塩味と旨味・クワイのチップスを食感と味わいのアクセントに
和牛はまず滋賀の澤井牧場29ヶ月肥育の近江牛からいよいよスタート
近江牛シャトーブリアンは柔らかいのはもちろん肉の甘味と旨味が最高な低温の火入れで・米粉を合わせているという淡雪塩が舞う演出も素敵
究極 神のタン
厚切りのタンはじっくり丁寧に休ませながら少しずつ焼き上げて・タンモトのサクッと食感に瀬戸内の藻塩と伊豆天城の本山葵で堪能
そろそろ赤ワインを
イタリア・ヴェネト州のメルロー100%で赤いベリーのフルーティな香りのフルボティ
凌ぎは黒鮑と黒毛和牛のリゾット仕立て
岩手三陸の黒鮑と神戸牛のサーロイン・鮑の肝ソースと和えているから混ぜると磯香りが半端なくて赤ワインとも相性抜群
続いての和牛は究極 神のハラミ
麦味噌と玄米の素揚げと合わせて・いつまでも飲み込みたくないくらいに旨味もたっぷり余韻もあるさすがは神です
こちらも滋賀 澤井牧場の近江牛フィレ
香りよく柔らかい有明産の初づみ一番海苔の佃煮は山葵と合わせてるんです
箸休めは筍です
焼いている時からいい香りが店内に漂っていた鹿児島県出水市の新筍の木の芽焼き・走りの食材をいただいてなんだか得した気分
兵庫県 川岸畜産 35ヶ月肥育の神戸牛リブかぶり
紀州備長炭焼霜仕上げで香りよく・グランロインだけど脂重くなくキレがあって・自然薯に地辛子醤油と合わせてパクり
強肴は同じく川岸畜産の神戸牛リブロースに虎福白子焼き すまし仕立て
透き通った汁に極上で柔らかなフグの白子としっとり柔らかなトロけるリブロース・越前塗りの合鹿椀が映えますね
食事は北海道 根室産 喜知次の土鍋御飯
シンプルに高級魚キンキと滋賀県産コシヒカリで炊き上げた土鍋御飯おいしそー
キンキはしつこくなく上品な脂が旨い
糠漬けに長芋醤油漬けもご飯にぴったり・もちろんもう一杯おかわりしちゃいましたよ
水菓子は自家製の花びら餅
栃木とちあいかにオリーブオイルのプレミアムアイスにかるた最中・宮ザキ園の極上抹茶も最後にいただいてコースはフィニッシュ
和食と希少黒毛和牛が織りなす「日本焼肉会席」という新スタイル・少しずつ極上な食材を美味しく楽しくめっちゃ堪能して味わって
これだけの上質なお肉とお魚を楽しめるコース仕立てはここならでは・月毎に変わるメニューもめっちゃ気になる素晴らしいお店でした
ごちそうさま
日本焼肉はせ川 別亭 銀座店 (焼肉 / 銀座駅、銀座一丁目駅、有楽町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5