今年の結婚記念日はミシュラン2つ星を毎年獲得されている銀座のフレンチへ
銀座駅B5出口からすぐロイヤルクリスタル銀座・ビルの1階も華やかな雰囲気で素敵・エレベーターで9階へ向かいましょう
店内はシンプルで明るく自然光も差し込む柔らかな雰囲気
カーテンの仕切りで個室にもできるみたい・食器やカトラリーも派手さはないけど上質でスタイリッシュだよ
今回はグラスシャンパンが付くシェフの創作による料理5品のコースを予約して伺いました
コースは調和 鱧 胡瓜 キュベベペッパーからスタート・メニューのタイトルはシェフのインスピレーションしたイメージみたい
オリーブオイルでコンフィした淡路島の鱧は香ばしくふっくら・スライスした胡瓜にインドネシアの胡椒キュベベペッパーがアクセント
茄子と胡麻のピューレにはヨーロッパ野菜ののリヴェーシュも入って・小さな一皿の中にこれだけ沢山の要素が詰まってます
潮風 イシカゲ貝 発酵
初めて食べる岩手県のイシカゲ貝はコリコリ食感が楽しくて・昆布締めしているからどこか和を感じさせますね
リコッタチーズと鮑の肝ソースにマスカットのゼリー・根セロリやハーブを合わせて彩りも味わいも爽やかな一皿
小春 バターナッツ アーモンド イクラ
柔らかい太陽の温かさをイメージしたバターナッツ南瓜は薄くスライスした部分はオレンジに浸して燻製しているんだそう
フローマージュブランにアマレットチーズ・その下には豆腐やイクラにアーモンドのペーストとハーブのベルベーヌ
自家製パンはシェフが手粉しているんだそう
ヘーゼルナッツを丸ごと入ったライ麦パンはしっとりふわふわ美味すぎ・バターナッツの料理専用として作ったそう
静寂 クエ 蕪 ローリエ
長崎県対馬のクエのコンフィはモチッと張りがある火入れが秀逸すぎ・大根とカラスミと酒粕や蛤出汁のソースや百合根のピューレと一緒に
こちらにはパンドカンパーニュ
酸味があってパンチがある味わい・どっちのパンも売ってもらいたいくらいです
温かさ 鶉 茄子 カカオ
埼玉県所沢の鶉を2人で1羽・ムネとモモの2種類をカカオパウダーやカシスに茄子に鶉の頭とレバーペーストで赤ワインを欲しくなるね
直感 ココナッツ パースニップ
ジン風味のアイスに極薄にスライスされた梨にカルダモンの香りにココナッツパウダーたっぷりな真っ白な一皿
暖炉 プルーン セップ茸 ヘーゼルナッツ
秋になってシェフが暖かさを表現したデザートにはセップ茸のアイスにコニャックやマルセルワインに漬けたプルーンにパウンドケーキ
最後はコーヒーでゆっくりと
ダックワースみたいな食感のピレネー地方の菓子リュスに胡椒で炊いたオレンジピールと松の実クリームと最後まで美味しかった
彩りも香りも味わいも繊細で素晴らしく・素材やソースのマリアージュなどシェフの感性にも感嘆・軽やかで洗練されたモダンフレンチ好き
京都の菊乃井さんでも修行されていたと言うまだ30代前半のシェフのセンスに感嘆・これから先もどんどん進化しそうで楽しみなお店です
ごちそうさま