関西遠征に行ったらもちろん京都の和食を外す訳にはいかないよねぇ
ってことで今回伺ったのは錦小路通室町西入ルにある今年15周年を迎えられたミシュラン1つ星のこちらへ
「研覃(けんたん)」とは「深ク深ク追求スル、探求スル、又自分自身ヲ耕シ研鑽スル」という意味なんだそう
ご主人が腕をふるう姿を間近で見ることができるカウンター10席にテーブル席と座敷席があるみたいです
この京都の和食店の雰囲気が大好き・なんだか落ち着きますなぁ
せっかく京都で和食だから京都のお酒を
京の辛口 特別純米酒をグラスで頂きましたがスッキリ飲みやすくスイスイ飲んじゃいそうな予感です
料理は先付からスタート
11月玄猪(げんちょ)ということで銀杏と水引を飾りつけ・五色なますは胡麻ダレでカマスのお寿司はふっくらしっとり旨い
お椀
お出汁が体に沁み渡るお椀・香ばしさがある甘鯛に初めて出会った銀杏豆腐はプルプル美味
お造り
脂がのってる三重・答志島トロさわらの皮目を少し炙ってあるので辛味大根とネギと海苔を和えながらしっとり中トロのような味わいを堪能
焼物
杉板に挟んだ紅葉鱒の味噌幽庵焼きはホクホクと柚子の香りもほんのりむかご和えも添えられて・プレゼンテーションも素敵
日本酒をもう一杯
京都の蒼空ひやおろしは祭りの様子が描かれたラベルも可愛いくて・優しい口当たりで美山錦の旨味を感じましょう
焚き合わせ
鱧と同じくらいの大きさだと言う伝助穴子を卵黄にくぐらせた黄身煮にちょうど出始めた海老芋に京都の九条葱とかたまりません
お食事
この日は平茸の炊き込みご飯・軽く少しだけにしようと思ってたんだけど
やっぱりお替わりしない訳にはいかず
香の物と赤出汁と一緒に余裕で2杯食べちゃいましたぁ
水物
柿にシャンパンと酢橘のシャーベットにザクロの粒の酸味もアクセント
お菓子も
まだ温かい自家製蒸し栗羊羹はねっとり甘さ程よく栗もコロコロ気に入っちゃった・合間に煎茶と練り昆布の塩気もいい感じ
季節の食材と季節に合わせたお皿や盛りつけは粋な華やかさがあって・デザートまで美味しい京料理に大満足でめっちゃオススメです
やっぱり京都は四季折々・季節毎に訪れて美味しい料理と酒を味わいたいなぁ
ごちそうさま