若い大将が織りなす鮨のコースを一面ガラス張りで東京タワーが見えるお洒落なカウンターで頂きましょう
DELAMOTTEのシャンパーニュは千葉の菅原硝子の立ち上る泡がデザインされているアワグラスで
ありそでなさそうな子持ち昆布の揚げ浸しはふっくら弾力とプチプチ食感がいい感じ
皮目は炙って香ばしく・身はしっとりもっちり美味しいぞ
和食で春巻きって珍しいけどノドグロと雲丹を使ったお寿司屋さんっぽい春巻きは熱々で鳥獣戯画のお皿も可愛いよね
白ワインはいきなりムルソー ペリエールで・力強いミネラル感あって旨い・食事の脂もスッキリ流されていきますなぁ
歯が要らないくらいに柔らかくてびっくり・柚子の香りがまたいいよね
メルシャンが最高品質のワインを目指して長野県上田市丸子地区で自主管理する畑「椀子ヴィンヤード」のメルロー主体で果実味しっかり美味
水と蛤だけ抽出された無化調なお吸い物は体に沁みていくよなぁ
特別を超えるウルトラな山田錦を使った純米大吟醸・瑞々しくスッキリ飲みやすくて旨いお酒はスイスイいっちゃうよなぁ
脂とのバランスもよい中トロはトロけるだけでなく鮪をしっかり味わえて美味
3日間寝かせて脱水した平目は旨みを凝縮しているんだそう
やっぱりいい鮪の大トロは脂も良質でしつこくなくすーっと消えていくよね
麻布十番で若き大将が腕を奮うコースは次の日本酒を飲みながら
山形県産出羽の里100%を使って醸してワイナリーのシャルドネ樽で寝かせているから上品な香り
細かく入った飾り切りがねっとりとした甘さをさらに引き立てますね
静岡県下田の鮪は目にも美しい存在感・この日の中トロも大トロも全て同じ個体だそう
お酢とポンジュースで軽く〆てる鯖は酸味と甘味のバランスよく後味スッキリ
冬から春が旬の平貝は甘みがあって程よい食感もいいよね
十四代 角新本丸 生酒はフレッシュで清々しい味わいでしたぁ
太刀魚のシルバーと黄身のイエローがめっちゃ映えるTKGは混ぜ混ぜしてぺろっと
めっちゃ肉厚でぷりっとして・海老本来の甘味を堪能できる一貫です
薄めの海苔の手巻きはソフトクリームみたいに最後まで雲丹がたっぷり嬉しいよぉ
女性杜氏が造りだす特別純米の生原酒は穏やかで透き通った味わい
手乗りカワハギはなんだか可愛らしく見えちゃうね なんだか手も酔っ払ってるなぁ
フワフワ最上級な食感の穴子は塩でシンプルに堪能しましょうか
この日は干瓢が巻かれて登場です
もはやプリンかと思うくらいな甘味と食感の玉子焼きはデザート感覚で
最後に今日出てきた魚介を使ったあら汁で体を整えて大満足なコース
所々に技を効かせたり手前をかけた一品も握りもシンプルに見えて美しさと奥行きがあって旨いんです
お酒のチョイスも秀逸&ゴージャスでタイミングなど目配り気配りも冴えてるお店でしたぁ
ごちそうさま
鮨 詠心 (寿司 / 麻布十番駅、六本木駅、赤羽橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3