スペイン・バスク地方にあるミシュラン三ツ星レストランのシェフが監修するモダンスパニッシュのお店が西麻布に昨年９月オープンしてたんですね
場所は六本木と広尾のちょうど中間あたりの住宅街の中にあるんです
伝統的なバスク料理を新しい素材や調理技法で日本の四季も楽しめるバスクビストロスタイル
まず最初はこちらの素敵なバースペースでウェイティングだよ
夜はピンチョスバーとして気軽に使えるみたいで気になるスポットですね
お店の準備ができたら中庭を通って別室へ移動してピクニックを楽しみます
広々として開放的な中庭は晴れていれば空も見えるようになってるね
今回はTOKI-ONという￥５０００のランチコースを事前予約して伺いました
バスク白ワイン チャコリのゴルカイザギーレを食前酒にコースのピクニックを頂きましょ
バスケットを開くと鰻のブリオッシュとカイピリーチャが用意されてるんです
ブリオッシュはアンチョビも効いていて・赤いカイピリーチャはパッションフルーツとバスクの白ワインチャコリのカクテルをチョコで包んでるよ
ピクニックを楽しんだ後は２階にあるダイニングスペースへ移動しまぁす
スタイリッシュだけど堅苦しくなくテーブルも広くてゆっくり寛げる空間ですよ
スパークリング・白ワイン・赤ワインのペアリングをお願いしちゃいました
カヴァのコドーニュ グランパックはマカベオ・チャレロ・パレリャーダ・シャルドネを使ったふくよかでほんのり甘みがある味わい
チャパタと栗粉のパン
自家製ではないそうですがどちらももっちり食感で特に栗粉のパンは甘みがあって売って欲しいくらいで思わずお替り頂いちゃいました
前菜はカリフラワーのテクスチャー
白い粒々はカリフラワーをキャビア状に仕立てたものでフリットには生ハムとクリームのピューレが詰まってるんです
カリフラワーの粒は白子を食べているような感覚で生ハムと蓮根のチップのアクセントも
白ワインは42 by エネコ アチャ
黄金色に輝くオンダラビセラティア100％のチャコリはシャルドネのような味わい
トリゴ（小麦粉）キノコのエマルション
鶏の出汁と細かくパスタのようなトリゴは味わいが深く黄身を割ってよく混ぜるのです
赤ワインのマルケス・デ・リスカルのティント・レゼルバはエレガントで上品
ここの造り手はワイナリー近くに最高峰のホテルも経営しているそう
メインは３種類からチョイスできますが僕はイベリコ豚のセクルト ジャガイモとベーコンのミルフィーユをオーダー
希少部位のセクルトは英語のシークレットの意味で実際には前足の付け根の部分みたい
しっかりした肉質の中に旨みが凝縮していて噛めば噛むほど美味しさが増すよ
奥さんのチョイス鮮魚のフリット 赤パプリカのジュ パセリのエマルションの盛りつけはなんともアーティスティックです
この日の鮮魚は北海道産の鱈でしたがなんともしっとり舌触りで赤パプリカに和風出汁のジュと海苔のソースとの相性も完璧なバランスだね
デザートは苺・ヨーグルト・バラ
苺にヨーグルトのジェラートと焼菓子が盛られて横にバラフランボワーズのスポンジが
フランボワーズと苺のドリンクがシンプルだけどめちゃ美味しくてもっと飲みたかったぁ
世界でも屈指の美食エリアであるバスクのモダンスパニッシュはアートの要素もあり一目だけでは味が想像できないワクワク感あるよね
しかもレストランの空間全てがスタイリッシュでテンションもあがりました
スペイン・バスクに行かなくても十分にバスク料理の今・楽しさを体感できるお店です
ごちそうさま
