小倉 寿司つばさ

先日の北九州旅行では日本初のアーケード商店街である魚町銀天街に１６年オープンしたお寿司屋さんへもＧＯ

小倉は寿司の名店が多いんだけどご主人は有名店もり田で修行されてた方なんです

ビルの２階に店舗があって１階には特に看板はないので通り過ぎないように注意だね

店内はカウンター８席のみ

明るく清潔感があるカウンター越しにご主人の手さばきを見ながらお話をしながら￥５０００のコースがスタートしていきまぁす

まずは天然物の鰻

おろしたての山葵と少し醤油を垂らしてカリッと旨みが凝縮した鰻を味わいます

もうこれを食べた瞬間からここのお店を選んだのが大正解だと確信しました

関門海峡のタコ

関門海峡の蛸は流れが早くて岩とかにしがみつくので短足で太いんだそう

柔らかいけど歯応えもあり甘みもあってずーっと噛んでたいかもだよなぁ

お寿司は赤イカから

イカの甘みとウニの甘みに柑橘の酸味など様々な味わいが次々と楽しめます

しょっぱなからこんな至福のネタが登場しちゃって楽しさと幸せが止まりません

やっぱりフグは外せないよね

醤油をつけて頂きますが内側に隠れた紅葉おろしが口の中で広がってずっとそのままにしておきたい気持ちになっちゃったなぁ

太刀魚

肉厚でしっとりした食感の中に香ばしさも感じながらトロけていきましたぁ

のどぐろ・千枚漬け

少し炙ることで脂がグッと凝縮され千枚漬けの食感で変化も楽しみながらニヤリ

ここまででも想像以上に感動・感激だけど同時に次は何かなぁのワクワク感も

続いては島根県宍道湖の白魚です

１つ１つの寿司が作品となっていて手間暇をかけて素材を引き立て洗練されてるよなぁ

鮪の醤油漬け

めちゃ肉厚な鮪はまるでお肉を食べているようで醤油の漬け具合が素材を引き立てて

コハダは鮨の基本が詰まっているネタだから最初に注文するって言うよね

その塩梅で自分好みかどうかを判断するんだけどこの酢加減も塩加減もパーフェクト

酢が強いとちょっと苦手だったんだけどこれは今までの中で一番好みかも

〆サバ

これまたビジュアルも美しく口を大きく開けて一口で頬張ればまた幸せな気分に

やっぱり酢のバランスがとってもよくてサバの脂とも相性よく食感もいいんです

タイラギ貝柱

貝柱でこんなに大きいって本体はどんだけ大きいだろう なんてちょっと脱線

まだまだ続きそうだけど本当に￥５０００なのかなぁとか間違えて高いコースかなぁとかそれでもいいなぁとか思い始めたり  

蛤も丸ごとシャリの上に

噛みしめると貝の出汁がジュワッと溢れでてきますよぉ〜
 

穴子はシャリと共にトロけます

シャリの量も絶妙でネタの邪魔は絶対しないんだけど必要な仕事をちゃんとするよね

トロといぶりがっこ

いぶりがっこは大根を燻して作った雪国秋田の伝統的な漬物でお酒にもよく会うよね

最後はうるい

まだまだ寒い日が多いけど来たる春を感じるネタでコースが終了で大満足

今まで食べてきたお寿司はなんだったんだろうと思うくらいのコスパと味わいに衝撃でした

大将の人柄も謙虚で素晴らしく常連さん達もいい方ばかりでとても楽しい気分に

わざわざ行きたい・行かなきゃいけないお店が小倉に増えちゃったなぁ

 

ごちそうさま

寿司つばさ （寿司 / 平和通駅、旦過駅、小倉駅）
昼総合点★★★★☆ 4.6