駒形の隅田川沿いにあるフランスの正統派だけどここでしか味わえないフレンチへＧＯ
シェフは長年恵比寿ジュエル・ロブションのエグゼクティブ・シェフを勤めた方なんです
浅草や両国など近隣の老舗や名店の食材を取り入れてるというのも気になるポイントだよね
店舗１階は厨房になっていて２階と３階がダイニングになってるみたいでした
こちらは２階ですが自然光が入って明るく素敵な雰囲気だよね
案内頂いたのは記念日ということもあってか隅田川に面した３階の特等席だったんです
眼下には隅田川があり奥にはスカイツリーやアサヒビール本社が見渡せる最高のロケーション
お昼はランチコース￥１００００のみ＆ディナーは￥２００００のコースになってます
記念日なのでアンリ ジローのシャンパーニュ
ピノ・ノワール主体でシルクのように繊細な泡とふくよかで果実味ある味わいがいいね
アミューズブーシュと季節のガスパチョ
真ん中のグラスにはベトラーヴルージュビーツとオレンジとフルーツトマトのガスパチョ
カルヴァドスとアップルウォーターの泡を含めてビール感覚でグビグビ飲んじゃいましょう
一口サイズのアミューズは浅草老舗とのコラボスナックが二つとグリーンオリーヴのマリネ
雷おこしの上にはバターとアンチョビがのってその間には辛みもあったり楽しいね
モナカの皮にほうじ茶風味のクリームチーズとアーモンドと黒豆とで複雑な食感です
イタリアとフランスのオリーヴ二種類並んでシャンパーニュにもぴったりニンマリ
自家製バゲット
これ美味しくてたくさん食べちゃっいましたぁ
フランス風そばがき
両国江戸蕎麦ほそ川の朝挽きのそば粉を使い奥井海生堂蔵囲２年昆布ジュレと塩ウニで
手前にあるウォッカで香りづけしたサワークリームを溶かして混ぜながら頂きまぁす
ローヌ地方のシャトーヌフ・デュ・パプの中で最高の畑クロ・デ・パプのブドウを使う白を
重厚感のあるエチケットの雰囲気通りゴールドに輝き芳醇な味わいにうっとり
日本伝統野菜とフランス伝統食材の融合は低音調理したブレス産ピジョンのムネ肉を中心に
穀物しか食べていない鳩ムネ肉は全く臭みなくライムと生姜のジュレやフロマージュブランで
ピジョンのパテ・博多長茄子と杏子のコンポート・紅玉と八丈島明日葉のルーローも秀逸
まだ３品ですがフレンチと和の融合・地元食材との融合に驚かされっぱなしです
フランス産グルヌイユと帆立・ホンビノス貝・ちいたけ・大なめこ・銀杏のブイヨン仕立て
横に添えられた芳ばしいニンニク風味のクルトンとパセリのスポンジも投入しながらパクり
具沢山で色んな食感と味わいが融合してます
メインは３種類の中から選べますよ
奥さんのチョイスは天然紅葉鯛をトランペット茸の香りをまとわせて
鯛の表面に茸をまぶして焼き上げて白ワインに肉と魚介のダシを合わせたソースで頂きます
僕はメインに肉を選んだので赤ワインをもう一杯オーダーです
真ん中のブルゴーニュをチョイス
ピノ・ノワールの華やかな香りが好きなんです
ピノ・ノワールの華やかな香りが好きなんです和牛ほほ肉に赤ワインとオレンジのブレゼ
ローズマリー香るカボチャには砕かれた入山煎餅が散らされて味のバランスを整えてます
記念日のプレートも用意して頂きました
巨峰をシナモンと白ワインでコンポート＋巨峰のジュレとベルモットのグラニテ
エルダーフラワーの香るフロマージュのムースと共に口へ運んで幸せ気分
続いてオーギュスト・エスコフィエ創作のペーシュ・メルバ駒形バージョン２０１７の登場
最後の最後は日本堤にあるカフェバッハのコーヒーと駒形をイメージした小菓子
生キャラメル・舟和の芋ようかんをベースにしたお菓子もオリジナリティ凄いよなぁ
メニューを読んでも料理を見ても味が想像できなくてどれも初体験で楽しかったなぁ
もはやフレンチの枠を超え和食とも融合した全く新しいカテゴリーを創造してますね
隅田川とスカイツリーに面したロケーションも近隣の老舗や名店の食材を使うのも素敵すぎ
ごちそうさま
ナベノ-イズム （フレンチ / 浅草駅（東武・都営・メトロ）、田原町駅、蔵前駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5