ペン習字ねたが続いているが、許して欲しい。

6月が昇段試験清書の提出期限なのだが、3題ある課題のうちの、まだどれも清書できていなくて、流石に私も焦っている。

 

いくらなんでも、これは焦らないと!と重い腰を上げて、やっと最初の課題の清書に取り掛かった。

川端康成『雪国』の一節が指定されているが、お手本がない。

自分の文字で勝負、というわけだが、この自分の文字が上手くないから困る。

というか、元々字が上手かったら最初からペン習字など始めないし!

 

グダグダ言っても仕方がないので、四苦八苦してなんとか清書を完成させた。

これがこれ↓。

 

 

 

やれやれ、と思ってよく見てみると、
なんと(゚д゚)!
原稿が間違っているじゃないの!!Σ(゚д゚lll)ガーン
痛恨のミス。
 
書き直すしかない。
一旦、完成したものと力が抜けてリラックスしたところに、書き直しなのでダメージが大きい。
 
ところが、一度リラックスしたのが良かったのか、ダメージを受けたのが良かったのが全く分からないが、書き始めると、自然に力の抜けた自然な線が書ける。

「この線!この自然な線だよ!」
なにかコツを掴んだような、掴んでないような。
と、その自然な線で書き直したのが、これ↓。
 
 
 

写真で見ると違いが分からないかもしれないが、自分では下の線の方がずっといいと思う。

 

原稿を間違えたのはショックだったが、それも無駄にならなかった、と思いたい。