公開リハーサル

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たま~に音楽会の公開リハーサルに行きます。

 

どうして「たま~に」行くかと言うと、本当はもっと頻繁に行けたらよいのですが、公開リハーサルはたいてい無料でちゃんとした音楽が聞けるので、希望者が多く、抽選だから。それに、本番とはまた違った一面が見れるのもリハーサルの面白いところ。

 

この日もコンサートホールに行ってきました。

 

指揮がダン・エッテインンガー イスラエル人の指揮者で声楽家でもあります

東京交響楽団

曲はワーグナーでした。

 

で、演奏家って凄いね!

 

リハーサルなので、途中で演奏を止めて、指揮者が何か言うんです。

こんなことを言っていました。やり取りは全て英語で行われます。

 

指揮者(演奏を止めて)"Beautiful, very beautiful. But you are not moving, There's something wrong. More dramatic! "

オケ(しばらくざわざわして)

 

で、演奏再開。このざわざわしていた数十秒の間に誰が誰になんと言ったかは、客席からはわからないのですが、再開すると、ちゃんと前とは何かが違っている演奏になってるわけ。

聴いている私は

「あの指導で、何がどう伝わったんだろ?」

と思ってしまいますが、オーケストラのメンンバーには指揮者の言わんとすることが伝わっているらしい。

 

指揮者(誰か一人に向かって)"Can you put crescendo? Lalalalala~"

オケ(すぐに演奏再開)

 

すると、オーケストラ全体がクレッシェンドで演奏するわけ。

 

上手く書けないのですが、ステージに上がっている演奏家全体が一つに繋がり合っている、と言うか。指揮者を頭にして全員で一つの体になっていると言うか。

 

というわけで、公開リハーサルが面白かったので、この話を友人にしました。この友人は音大の先生なのね。そしたら、こんなことを彼女が言いました。

「音楽は技術的に楽器を扱うことだけじゃなくて、言葉では伝えきれないことを感じたり表現するってするのもあるからね。プロの演奏家になる人たちは小さな頃から、そういう訓練を重ねて来てるから出来るのよ」

 

カッコイイ~!

やっぱり音楽家って凄いな~と思ったことでした。