6年前の今日は専門学校鍼灸科の卒業式の翌日。

 

卒業式の日は午前様で卒業式の謝恩会、二次会と天神の町を飲み歩いていた。

 

福岡の学校に近いところに宿泊し、さて北九州に戻るかなと準備をしていた時にメール。

 

息子から、

 

「ぼくは大丈夫。」
 

いったい何のことかわからない。

 

テレビをつけたらあの映像。

 

胸が痛くなり涙が出るばかり。

 

ほんとうに日本で起きたことなのかと信じられない。

 

 

仙台に古くからの友人が住んでいる。

 

もちろん連絡がとれない。

 

ネットで被害状況を調べても何も欲しい情報が入ってこない。

 

被害の大きさがどんどん明らかになってきて、もしかして・・と頭の中を不安がよぎる。

 

数日経ってから携帯に電話があった。

 

表示に「公衆電話」

 

避難所にある公衆電話からだった。

 

「生きていてくれてありがとう。」

 

ただその想いだけ。

 

 

 

いつも何気なく全てがあたりまえのように過ごしているけれど、

今日はいろいろと考え、想う。