いちおうは、昨日の夜に書こうとしたときは、つながりにくかったので1日ほど延ばしました
今回は、ちょこちょこ難しい話題と懐かしい話題がありますが、それについていけないかもしれない方は、ちょっとだけとばしてください
前に決算について少しだけふれましたが、日商簿記検定を少しだけ思い出してました。それは、ちょっと違うんですがね
前回のクイズというのは、これに少し関連していますが、かなり難しいので、理解できる方は少ないでしょうね
前回のクイズの正解は、3番の拓銀の経営破綻です
これには、複合的な要因もありますが、そこそこしかふれません。ダラダラと長く書くよりも途中でスパっとまとめるほうがいいかなーと
バブルのころからのカブトデコムやソフィアを調べると、理解が早くなりますが、ここではカットです
バブル経済の崩壊後は、ホテルの建設予算は膨らむわ、ホテルはバブルの塔とか言われてるわ、21世紀ビジョンのインキュベーター戦略が破綻したり、不良債権がドンドン増えていって、雲行きが怪しくなっていきました
そのことで『週刊現代』に驚きの拓銀解体のシナリオなる特集が組まれたり、格付け会社のムーディーズから最低のEランクをつけられたり、サンデープロジェクトでは「株価から見て実質的に破綻している」と言われたりして、預金の解約に殺到する取り付け騒ぎが発生しました
その後、北海道銀行との合併の話も出るが、北海道銀行が拓銀の負債の多さにドン引きして話が流れたとか。相手から負債が4500億円と言われたのに次に会ったときに6500億円と言われたとき、あなたはどう思いますか?
そして、1997年11月、金融業界ではかなり大変なことが発生した月であった
まず、11月3日に三洋証券が会社更生法を適用を申請して、戦後初めての証券会社の倒産をした。理由はノンバンクの子会社で三洋ファイナンスの不動産融資が不良債権化したのを先送りしたことだった
翌11月4日に10月31日に借り入れた無担保コール翌日物の返済期限だったが、それを待たずして会社更生法の申請をしたことから無担保コール市場は大混乱に、群馬中央信用金庫が貸し付けていた10億円がデフォルト(ここでは、債務不履行の意味)した
その後も資金繰りが悪化した拓銀は、11月14日に翌営業日の11月17日に資金ショートする可能性があり、営業譲渡が決定するも譲渡先がもつれていった
北海道銀行が最初の候補にあがるも、合併話のこじれ方から頓挫。次に候補にあがったのは札幌銀行で札幌銀行側は意欲的な姿勢だったが、拓銀側が潮田頭取の報復を恐れて拒否した
そして、大蔵省ではなく日銀側が北洋銀行への譲渡を促し、拓銀側はこれを選択し、11月17日に経営破綻した
その1週間後は山一證券が自主廃業し、ニトリとハドソンは資金調達に苦労した(とくにニトリは、メインバンクが拓銀で保証人が山一證券だったため)
リーマン・ブラザーズに関しては、サブプライムローン問題を出さなきゃいけないのですが、長くなりますので、かなりザックリします
サブプライムローンは、住宅価格の99%で貸し出すことが多く、返済価格が3年目まで安く、4年目あたりから倍ぐらいに増えたりすることもありました。払えない場合は住宅を売って利益を上げていましたが、それは住宅価格が上昇するから成立していたもので、それが大変なことになっていきました
サブプライムローンが証券化すると、どれにかけられているか分からないなんてこともあり、問題になりました
そして、リスク回避の為にクレジット・デフォルト・スワップも出てきたり、格付け会社が常にAAAを出してたり(評価を下げると、ほかの格付け会社に仕事を取られるからだとか)ということもありました
そして、サブプライムローンは不良債権化し、ベア・スターンズがJPモルガン・スタンレーに救済買収されたり、メリルリンチがバンク・オブ・アメリカに救済買収されたり、アメリカン・インターナショナル・グループがクレジット・デフォルト・スワップでつぶれかけたりといったことがありながら、リーマン・ブラザーズは買収先が現れず、2008年9月15日に連邦倒産法第11章を適用して倒産しました
と、前回のクイズから2つの懐かしいことを出してみましたが、どうでしたか
最後に自分の意見をちょっとだけ
救済買収なんて今後も出てくるの?と思いがちですが、企業間どころか国家間でも出てきそうだと思うぜ
それを信じるか信じないかは、自分で考えたり、いろんな情報にふれてみてからでも遅くはないぜ
それでは、次回は何を書くんですかねー
また、長くなっちゃったりして…
次回の内容になるかもな?クイズ
次の出来事を古い順に並べてください
1.初めての三冠王誕生
2.シーズン最多打点記録達成
3.最後のシーズン30勝投手
4.最初の通算100勝100S達成
かささぎゆい