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ナースの働き方改革 みらいクリエイト代表
看護教員 わたなべ華
4月から看護師さんになるあなた
患者さんの前に立つ準備はできていますか？
患者さんにとって聞き苦しい言葉
を使っていませんか？
「そんなの、大丈夫だよ～」
「だって、実習の時、できていたもん」
って思っていませんか？
確かに！
実習の時、
実習開始直後と「教員が」いる前では
できていたよね
だけど、
教員がいない時や実習が終盤になってくると
気の緩みからか、
「タメ口」になっていませんか？
患者さんはよくても
周りの患者さんが聞いています！
家族が聞いています！
先輩看護師が聞いています！
周りの人が聞いたとき、
若い看護師が
高齢の患者さんに「タメ口」を使っている会話は
聞き苦しいです
いやいや、若い看護師だけではありません
年齢は関係ありません
自分より年上の患者さんに対して
「タメ口」は絶対ない！！！！！！
看護学校に入学して
何度も言われませんでしたか？
患者さんは人生の先輩だって
患者さんから学ばせていただいているって
なんで看護師になった途端、
「タメ口」になるの？
看護師になったって、
患者さんから学ばせていただいていることに
変わりはない
仮に「タメ口」になっていなくても
こんなこと、ありませんか？
例えば
シーツが汚れていたため
交換をしようと患者さんに説明をするとき
シーツが汚れていることを患者さんに伝えたら
「あら、そんなに汚れてる？」
と聞かれた言葉に対し、
「がっつり汚れています」
なーんてことは言いませんよね！
こういう言葉遣いはお友達同士で使ってください
先ほども言ったように
こういう言葉遣いは
周りで聞いていて
聞き苦しいです
患者さんや家族、周りの患者さんは大人です
だから、こういう言葉遣いをしても
表情にも言葉にも出さず
そのまま聞き流してくれます
だけど、
快く思っていません
実際に私が患者さんのご家族から
同僚の言葉遣いについて
「〇〇さんっていう看護師さん、
あの方の話し方を聞いていると
ちょっと、なんかね…」
と言われたことがあります
ここでも患者さんのご家族は大人なので
すべてを言いませんでした
だけど、ここまで言ったということは
よっぽど目に余るものがあったのだと
私は思います
そして、
ここまで言わせてしまった
ご家族に申し訳なく思います
言葉遣いひとつで
患者さんやご家族、周りの患者さんとの
信頼関係が崩れます
逆を言えば
言葉遣いひとつで
信頼関係も築いていけるのです
4月から看護師さんになるあなた
患者さんにとって聞き苦しい言葉を使っていませんか？
今から毎日自分の発する言葉が
相手にとってどう感じるか？
考えてみてください
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