こんにちは。

現役看護教員【はな】です。

 

 

 

 

本日1月4日ですね。

 

みなさんの学校の始業はいつからですか?

 

私の仕事始めは、本来なら今日ですが、幸い土曜日のため、

 

1月6日(月)からです。

 

 

 

学校は、年末27日まで空いていたので、

 

学生は毎日登校して、(任意です)

 

補講を受けたり、問題を解いたり

 

個人指導を受けたり…していました。

 

 

 

私が担当している3人の学生もギリギリまで登校して、

 

問題を解いて、お互い教えあっていました。

 

そして、3人では納得する答えまで行きつかない時。

 

「先生~」

 

と、教員室にやってきます。

 

 

 

年末最後は、神経障害について勉強をしました。

 

前回のブログの「今日の1問」も神経障害の問題でしたね。

 

 

学生と行ったのは、

 

前立腺の治療やその際の神経障害

それを学習する前に、

 

解剖生理学の復習は自分たちで行っていたので、

 

口頭で質問をして、

 

知識の確認をしたうえで、学習スタート。

 

 

 

一緒に学習した時間はトータルで30分くらいでしたが、

 

「そこがわかっていなかったから解けなかったのか~」

 

「悔しい~」

 

「でも、もやもやが溶けてよかった~」

 

と。

 

その反面、

 

年末年始に一人で勉強することが不安。

 

とも言っていました。

 

 

 

なので、

 

ちゃんと課題を出しました。

 

言われたことは取り組むし、素直な性格なので、

 

言ったことプラスαでやってくるでしょう。

 

年明け、すぐに模試をやるので、そこで結果が出ればいいのですが。

 

 

 

 

この年末年始、みなさんはいかがお過ごしでしたか?

 

 

明日でやってほしいこと。

 

それは、

 

生活リズムを整えること

 

です。

 

 

 

 

 

 

理想としては、

 

年末年始も学校の講義と同じタイムスケジュール

 

で過ごすことがよかったのですが、

 

乱れてしまった方、

 

朝9時過ぎまで寝ていた方、

 

今夜は夜更かしせずに、12時には寝て

 

明日は9時から勉強しましょ♪

 

 

今日は、まず、

 

年末前から質問される機会が増えた内容

 

をご紹介します。

 

本日のタイトル通り、

 

「予想問題集は買ったほうがいいですか?」

 

という質問。

 

そうだよね~

 

もしかしたら、

 

予想問題集と似た問題が出題される

 

かも⁉しれないもんね~

 

でも、時間もないし…

 

う~ん、悩む~

 

と、迷っているのではないでしょうか?

 

 

【はな】の答え。

 

それは、

 

 

 

 

 

 

個人の学習状況

 

進度

 

性格

 

他からの支援状況

 

など様々な条件により判断する。

 

 

 

です。

 

 

今、私が学習サポートをしている学生3人には、

 

購入させていません。

 

私が支援している=購入不要

 

というわけではありません。

 

 

この3人は、国試の学習進度は、それぞれ異なります。

 

 

最終的に購入の判断は、

 

年明けに行われる模試の結果

 

 

年末年始の学習状況

 

で判断しようと考えています。

 

 

 

今、購入を迷われている方、

 

相談に乗りますので、お問い合わせくださいね♪

(もちろん、無料です♪メールでのやりとりになります♪)

 

 

 

 

 

 

さて。

 

今回は、前回宣言した通り

 

「熱傷」

 

について。

 

 

 

今回、熱傷を取り上げた理由もたいしたことはありません(笑)

 

この年末に、親戚の子供が熱傷したという理由だけです。

 

すぐに24時間小児救急を受け入れている病院へ行き、処置はしてもらったものの

 

その後の生活上の留意点などがわからなくて連絡が来た次第です。

 

では行ってみよう~

 

 

毎度おなじみ、皮膚の解剖生理から。

 

皮膚は3層になっていますね。

 

上から、

 

表皮・真皮・皮下組織(皮下脂肪組織、ともいう)

 

皮膚の働きは、画像を参照してください。

 

この働きは、皮膚全体をまとめていっていますが、

 

それぞれ役割が異なります。

 

まず、表皮。

 

私たちを外界から守ってくれる強い味方。

 

表面は弱酸性~

 

 

部位によって表皮の厚みが異なることはご存じですか?

 

足底部の表皮は他よりも厚くできています。

 

その理由はわかりますよね?

 

地に足をつけて歩いています。

 

外界からの刺激、多いですよね。

 

だから、足底は厚いのです。

 

他にも、乾燥から守ってくれたりと大活躍。

 

メラニンのお話は今回は省略しますね。

 

続いて、真皮と皮下組織

 

さっき、皮下組織は「皮下脂肪組織」ともいうよ~

 

と書きましたが、

 

思春期以降、乳房や臀部が特に発達します。

 

こうして、女性らしい体形になるのですね!

 

 

皮膚のそれぞれの役割を理解したところで、

 

熱傷の本題に入ります。

 

 

熱傷は、その深さによって、Ⅰ度~Ⅲ度に区分されています。

 

今回、親戚の子ども浅達性Ⅱ度でした。

 

皮膚は、全身にありますよね?

 

全身、皮膚に覆われています。

 

皮膚のみの重量は3kgともいわれています。

皮下組織まで合わせると、体重の14%にも及ぶそうです。

 

全身の何%の熱傷か?

 

深さはどうか?

 

この2つによって重症度が決まります。

 

 

成人は

 

「9の法則」

 

小児は

 

「5の法則」

 

がありましたね。

 

これらの程度により、治療が変化します。

 

治療の決定は看護師国家試験には出題されないので、ここも省略。

 

 

重症の場合は、入院治療となります。

 

その入院対象の中に、

 

・顔、耳、目、会陰部の熱傷

気道熱傷の可能性

・電撃傷

・骨折や外傷を伴っている

・化学熱傷

 

これらの場合は、対象になります。

 

この中で、特に重要なのは、

 

気道熱傷

後述の<大切なこと>を参照

 

です。

 

重症の場合の症状は下記。

 

あくまでも重症例です。

 

重症例の場合、循環血液量が減少することで

 

、さまざまな症状が出現してきます。

 

メカニズムについての学習は…

 

国試前なので、やめておきますね。

国試終了以降は、メカニズムなどもやっていこうと思います。

 

 

まずは、

 

流水

 

で流すことが大切です。

 

疼痛緩和にもなりますし、

 

化学熱傷の場合には、薬品を流す効果もあり、これにより

 

重症度は変化します。

 

部位によって、流水のかけ方は異なります。

 

手などの比較的範囲の狭い場合は、

 

水道などでよいですが、

 

広範囲の場合には、シャワーなどで流します。

 

特に、小児や高齢者は、

 

この際に低体温にならないよう注意が必要です。

 

また、

 

気道熱傷

 

の場合、

 

特に、喉頭浮腫が起きてしまうと、

 

挿管が困難になります。

 

挿管が困難な場合は、

 

気管切開

 

となります。

 

 

気道熱傷の場合は、

 

とにかく

 

気道確保

 

最優先です。

 

 

熱傷は、皮膚の機能を喪失します。

 

広範囲であればあるほど、

 

感染のリスクは高まります。

 

また、体内の水分の喪失も大きくなります。

 

よって、感染予防体内の水分管理が重要となります。

 

 

本当は、

 

浮腫のメカニズム

 

について、脱線しようと思っていたのですが、

 

これも春に見送ります。

 

今、109回の看護師国家試験合格を目指している方は、

 

知識の確認の時期です。

 

なので、私のブログは確認のために使用してください。

 

110回以降の看護師国家試験を受験予定の方。

 

まだ、1年以上あります。

 

今から、

 

「理解する勉強」

 

「考えて答えを導きだす力」

 

これらを養いましょう。

 

109回の国家試験終了後からは、

 

このような内容を書いていこうと思います。

 

実習や国試勉強にお役立て下さい。

 

 

 

始めました。

お友達追加、よろしくお願いいたします。

 

一緒に頑張る仲間が欲しい!

励ましあう仲間が欲しい!

つぶやきだけどだれか聞いて!

 

そのような方はこちらをどうぞ。

 

【はな】がお返事するかも!?

 

 

その他、お問い合わせはこちらまで♪

 

 

次回の内容は未定です。

 

内容のご希望や勉強ノート公開のご希望の方はこちらまで♪

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

はな

 

 

 

 

前回の解答と解説

 

前回は、

「変形性膝関節症の患者が障害される可能性が高いのはどれか。」

という問題でしたね。

 

解答:1.腓骨神経

 

解説:腓骨神経の走行を考えてみましょう。

腓骨神経は、膝関節の外側を走行していますね。

手術の合併症によって、腓骨骨頭の圧迫により腓骨神経に障害を起こす恐れがあります。

 

腓骨神経が障害された場合には、どのような症状が出現するでしょうか?

 

下腿の外側から足背ならびに第5趾を除いた足趾背側にかけて感覚障害(しびれ)

足関節と足趾が背屈で出来なくなり、下垂足になります。

 

大腿神経・脛骨神経・伏在神経それぞれの走行も確認しておきましょう。

 

 

今日の1問

熱傷で正しいのはどれか。

1. 成人の熱傷面積の評価には「9の法則」を用いる。

2. 熱傷皮膚消毒には50%エタノールを用いる。

3. Ⅱ度の熱傷では組織が炭化する。

4. 気道熱傷では喉頭浮腫が発現したら気管挿管する。

 

 

 

答えと解説は次回…