読売新聞 1月6日(木)21時30分配信

 親が養育できない子供を匿名で受け入れる慈恵病院(熊本市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)が6日、病院の南側に完成した新病棟に移転した。24日から運用を始める。

 新病棟は4階建てで、産科と小児科を備えている。

 ゆりかごは1階南側に設置、子供を入れる保育器などの設備は従来のまま。預入窓口付近に植栽を設け、人目に付きにくいようにした。2階の真上に看護師の待機部屋を置き、預け入れがあれば、すぐに駆け付けられる体制をとった。

 ゆりかごの隣室には、妊娠や出産に関する相談室を新設。プライバシーに配慮し、外から出入りできるようになった。

 ゆりかごには2007年5月の運用開始から昨年3月末までに、計57人が預けられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110106-00000886-yom-soci

産経新聞 1月6日(木)7時57分配信

 医療支援のため、コレラ感染が深刻な中米ハイチと、医師不足に悩むアフリカ東部のウガンダに大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)の医師と看護師の3人が派遣されることが決まり、同病院で5日、出発式が行われた。

 ハイチに派遣されるのは同病院の看護師、安藤享子さん(33)と矢野佐知子さん(32)。ハイチは昨年1月、20万人以上が死亡する大地震に被災したが、その後、コレラが蔓延(まんえん)し、約3千人が死亡する事態になっている。

 安藤さんは7日から約1カ月、首都ポルトープランスでコレラ治療のサポートを行う。矢野さんは17日から半年間、首都近郊の都市レオガンで、地震被災者に対する衛生教育活動を行う。

 初の海外派遣となる安藤さんは「発展途上国への医療支援をしたかった。勉強できることもある」。ハイチ大地震後2度目の派遣となる矢野さんは「復興が進んだのかどうか、しっかり見てきたい」と話した。

 一方、ウガンダに派遣されるのは国際医療救援部長、中出雅治さん(51)。ウガンダ北部のカロンゴ病院で8日から約1カ月間、手術など医療支援を実施する。

 ウガンダ北部は約20年続いた内戦でインフラが崩壊し、医師不足に悩まされている。中出さんは昨年4月から約3カ月間、同病院で支援を行っており、今回は2回目の派遣となる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110106-00000003-san-l27



医療介護CBニュース 1月5日(水)8時49分配信

 2010年度の診療報酬改定では、難易度の高い手術を中心に手術料がアップし、病院関係者を喜ばせたが、当の手術部門に勤務する看護師らの表情はさえない。全国的な看護師不足が叫ばれる中、慢性的な人手不足に頭を悩ませているからだ。「人員を増やせずに手術件数だけ増えたら、安全を確保し切れない」―。手術現場の担い手たちは、そんな不安すら感じ始めている。(兼松昭夫)

 横浜市金沢区の横浜市立大附属病院(631床)。市内唯一の特定機能病院として高度医療を担う同病院では10年4月現在、手術待ちの患者が760人に達していたことが明らかになった。手術を担当する看護師が不足し、12室ある手術室の一部が稼働できないことが原因だ。

 手術待ちの患者が特に多いのは整形外科300人、泌尿器科120人など。これらの診療科では、初診から治療開始までに2か月以上かかるケースもある。

 同病院によると、看護師の不足は地方独立行政法人に移行した05年ごろから、病院全体で深刻化し始めた。新たに人材を採用しようにも、地域全体で看護師不足が顕在化し、苦闘が続いた。
 看護師の「離職率」は、手術部門で高い傾向だ。一方で、地域内の手術のニーズは年々増え続け、09年度の実施件数は初めて5000件を突破した。

 現在では、手術室1室当たり3.9人が交代勤務しているが、短時間勤務の職員や新人もいるため、12室をフル稼働させるのは難しい。このため11年度には、手術室の看護配置を8人増やすことにした。
 看護師不足を解消しようと、同病院では人材の確保策を強化。11年度には病院全体で、例年より多い90人近い新規採用にめどが付いた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000000-cbn-soci
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