読売新聞 1月25日(火)20時36分配信

 大阪市立大付属病院(大阪市阿倍野区、原充弘院長)は25日、血液型B型の男性患者(50)に、誤ってA型の血液製剤を輸血した、と発表した。

 看護師(22)が別の患者の輸血パック(280ミリ・リットル)を保冷庫から取り出し、輸血前にも別の看護師(26)が氏名などのチェックを怠っていた。男性は重症で、同病院は大阪府警阿倍野署と近畿厚生局に報告。近く、外部委員を交えた事故調査委員会を設置する。

 男性は肝硬変と糖尿病などのため、14日に別の病院から転院。18日午後、結腸の静脈瘤(りゅう)の治療中に下血し、輸血が必要になった。看護師が保冷庫から輸血パックを取り出す際、パックが置かれた棚を間違え、別の患者のパックを持ち出した。

 同病院のマニュアルでは、輸血開始前に、パックと患者の手首バンドのバーコードで本人確認を行うよう規定。バーコード確認できない場合は、パックに記入した患者の氏名と血液型を確認する必要がある。しかし、パックを受け取った別の看護師は、確認用のコンピューターの動作が遅かったためバーコードと目視のいずれの確認も怠り、午後3時40分に輸血を開始した。

 午後4時すぎ、パックを取り出した看護師が取り違えに気づき、輸血を中止。男性には、赤血球が破壊される溶血反応が現れ、集中治療室で治療を続けている。

 原院長は記者会見で、「患者、家族にご迷惑をかけ、心からおわびする。再発防止策を早急に作成、実施したい」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000926-yom-soci
京都新聞 1月25日(火)12時39分配信

私立大学の入試シーズンが本格化し、京都の私大でも試験が始まっている。近年は不況の影響もあり、資格獲得と就職が見込める看護系学部・学科が、全国的に志願者数を伸ばす傾向にある。京都でも近年新設された看護学部や学科が人気を集めている。

大手予備校「代々木ゼミナール」のまとめでは、2006年に全国で3万人弱だった私大看護学科の志願者数は昨年は4万人を超えた。看護師不足や医療の高度化といった社会的な要請もあり、看護系学部も増えている。
4月に看護学科を新設する京都光華女子大(右京区)は定員80人に対し、昨年12月の公募推薦試験の段階ですでに130人が志願。看護科長に就任予定の玉里八重子教授は「(受験生の)関心の高さを感じる。複雑化する医療に対応する力を養いたい」と意気込む。
25日から入学試験が始まった京都橘大(山科区)は、2005年度に看護学部(定員95人)を設置した。今年1月入試の志願者数は715人。昨年より68人増え、男子学生も1割ほどいる。前原澄子学部長は「医療現場では質の高い看護が求められており、常にカリキュラムを見直しながら特色を出したい」と話す。
ほかにも京都では佛教大(北区)が来年4月の学科新設を予定する。花園大(中京区)同志社大(上京区)も、京都市が進める市立看護短期大(2011年度末に廃止)の教員らの受け皿を検討する協議に参加している。
代々木ゼミナール京都校の山根正義事務局長は「看護専門学校に進んでいた受験生が4年制の看護学部にスライドしているのと同時に、厳しい経済環境の中、特に女子受験生の資格志向は強い」と人気の背景を分析。「京都でもまだ学部・学科設置の余地は大きい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000018-kyt-l26

医療介護CBニュース 1月24日(月)15時37分配信

 札幌市で新川病院を経営している医療社団法人鶴癒会(安河内太郎理事長)が1月7日、札幌地裁から民事再生法に基づく再生手続きの開始決定を受けていたことが分かった。鶴癒会は昨年12月14日、同地裁に民事再生法の適用を申請し、同月15日に保全命令を受けていた。

 鶴癒会は、1961年3月に産科・婦人科の専門病院として新川病院を創業し、2004年に法人改組した。産科・婦人科については、昨年7月に医師が退職して以降、診療を休止。現在は内科、小児科、循環器科の3診療科を標榜し、医療法人社団葵会(東京都千代田区)の支援の下、外来と入院(93床)の診療を継続している。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110124-00000004-cbn-soci