9月8日(水)11時55分配信 毎日新聞

 高畠町の公立高畠病院(八巻通安院長)は7日、移動用簡易ベッドから転落後、床ずれが原因の敗血症で死亡した町内の70代の男性患者の遺族と200万円の損害賠償金で和解したと発表した。
 病院によると、患者は、09年12月31日、脳梗塞(こうそく)の後遺症などで特別養護老人ホームから入院。今年1月10日、入浴準備のため、看護師2人がベッドから簡易ベッドに移した直後、80センチ下の床に転落した。男性は脳挫傷などの重傷を負って米沢市立病院に転院、2月1日に死亡した。
 病理解剖の結果、死因は床ずれが原因の黄色ブドウ球菌による敗血症で、転落との因果関係はないとされた。
 病院は看護師が転落防止用柵を出すのが遅れて転落事故が起きたとして、遺族と損害賠償の話し合いをしていた。病院は2看護師を文書訓戒、看護師長らを口頭訓戒の処分とした。【近藤隆志】

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9月6日(月)22時26分配信 毎日新聞

救急患者らを搬送する日本初の「ドクタージェット」の運航開始式が6日、拠点となる札幌市内の丘珠空港であり、1カ月間の研究運航が始まった。この日は早速、釧路市内の医療機関から、未熟児を札幌市内の病院に搬送するための要請があり、第1例として丘珠-釧路空港を往復した。【堀井恵里子】

 ドクタージェットは、10人乗り小型ジェットの内部を改造し、酸素吸入器や搬送台(ストレッチャー)などを設置。患者、付き添い、医師、看護師の4人が搭乗できる。

 現在、北海道内に3機が配備されているドクターヘリの対象地域は半径約100キロで全道をカバーできなかったが、ジェット機は航続距離が2500キロと離島を含む道内12空港に着陸でき、ヘリでは困難だった夜間や悪天候でも運航できるという。ただ、ヘリに比べ約1.2倍の経費が課題で、運営する「道航空医療ネットワーク研究会」の浅井康文札幌医科大教授は「(研究運航で)まず必要性を証明したい」と話す。

 この日は、運航開始式の終了とほぼ同時に搬送要請が入り、丘珠-釧路間を片道約30分で往復。丘珠空港から病院までは防災ヘリが使われ、搬送は要請から約3時間で終了した。

 この研究運航は8月から始める予定だったが、運航を委託している中日本航空の小型機墜落事故で開始が約1カ月遅れた。

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9月6日(月)15時2分配信 毎日新聞

 香川大医学部付属病院の小児がん家族会「コスモの会」が5日、さぬき市大川町富田中のみろく自然公園キャンプ場でサマーキャンプを開いた。3歳から中学生の子どもたちやその家族ら約60人が参加し、バーベキューやゲームをして交流した。
 コスモの会は、全国組織「がんの子供を守る会」香川支部を兼ねている。病気から回復したり、通院をしたりしている子どもたちが参加するサマーキャンプは、毎年開催。他にも、小児がん経験者や医師などの講演会を催すなど、家族の情報交換や交流の場となっている。
 この日、子どもたちはバーベキューの後、一緒に参加した同病院小児科の今井正医師や看護師らと水鉄砲で遊んだり、ビンゴゲームをしたり、いきいきとした笑顔を見せていた。
 コスモの会の佐藤正明会長は「元気になった子どもたちの姿を見るのが楽しみ。保護者同士が病院で会った時、お互いに安心して話せるような関係になってもらえれば」と話していた。【馬渕晶子】

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