11月25日(木)14時22分配信 毎日新聞
香川大医学部(三木町)が、タイ北部のチェンマイに住む日本人を対象に月2回の遠隔健康相談サービスを始めることが分かった。今月、徳田雅明教授が現地で健康相談を実施。来月からパソコンのテレビ電話で現地と同大学をつなぎ、医師が相談に応じる。徳田教授は「海外の日本人への医療相談サービスのモデルとして発信したい」と意気込む。厚生労働省政策医療課医療技術情報推進室は「海外を対象にした遠隔医療相談は他に把握していない」という。【吉田卓矢】
チェンマイの日本総領事館によると、管轄のタイ北部9県の在留邦人は3277人(10月1日現在)。物価の安さや治安の良さなどから、定年退職後に移住やロングステイする人も多い。
日本語通訳のいる民間病院もあるが、一方で意思疎通が十分にできず、薬の投与量などで不安を持つ人も多いという。
同大学は、チェンマイ大と06年から交流。医学部ではタイ人医師、看護師などを受け入れ、研修などをしてきた。そんな中、3年前に当時のチェンマイ総領事から「日本人医師を派遣できないか」との話があった。香川大医学部は「派遣は厳しいが、何か協力したい」と検討。かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)などで遠隔医療技術の蓄積があったため、同サービスをすることにした。
今年5月から通信実験を繰り返してきた。その中で、体調不良を訴えた現地の日本人からテレビ電話で症状を聞き、脳血管系疾患の疑いがあったため、受診を指導。病気の早期発見につながった。
サービスは、チェンマイ在住のロングステイをしている日本人がつくる「チェンマイロングステイライフの会」が遠隔医療相談の希望者から申し込みを受け、同大学の医師がメールで、症状や現在治療中の病気、処方された薬、生活習慣などを記入する用紙を本人に送付。数回メールでやり取りした後、テレビ電話で相談する。
同学部付属病院医療情報部の横井英人教授は「現地で健康診断を受けた人のデータの見方や、持病を持っている人への相談などもできる」と話す。
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香川大医学部(三木町)が、タイ北部のチェンマイに住む日本人を対象に月2回の遠隔健康相談サービスを始めることが分かった。今月、徳田雅明教授が現地で健康相談を実施。来月からパソコンのテレビ電話で現地と同大学をつなぎ、医師が相談に応じる。徳田教授は「海外の日本人への医療相談サービスのモデルとして発信したい」と意気込む。厚生労働省政策医療課医療技術情報推進室は「海外を対象にした遠隔医療相談は他に把握していない」という。【吉田卓矢】
チェンマイの日本総領事館によると、管轄のタイ北部9県の在留邦人は3277人(10月1日現在)。物価の安さや治安の良さなどから、定年退職後に移住やロングステイする人も多い。
日本語通訳のいる民間病院もあるが、一方で意思疎通が十分にできず、薬の投与量などで不安を持つ人も多いという。
同大学は、チェンマイ大と06年から交流。医学部ではタイ人医師、看護師などを受け入れ、研修などをしてきた。そんな中、3年前に当時のチェンマイ総領事から「日本人医師を派遣できないか」との話があった。香川大医学部は「派遣は厳しいが、何か協力したい」と検討。かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)などで遠隔医療技術の蓄積があったため、同サービスをすることにした。
今年5月から通信実験を繰り返してきた。その中で、体調不良を訴えた現地の日本人からテレビ電話で症状を聞き、脳血管系疾患の疑いがあったため、受診を指導。病気の早期発見につながった。
サービスは、チェンマイ在住のロングステイをしている日本人がつくる「チェンマイロングステイライフの会」が遠隔医療相談の希望者から申し込みを受け、同大学の医師がメールで、症状や現在治療中の病気、処方された薬、生活習慣などを記入する用紙を本人に送付。数回メールでやり取りした後、テレビ電話で相談する。
同学部付属病院医療情報部の横井英人教授は「現地で健康診断を受けた人のデータの見方や、持病を持っている人への相談などもできる」と話す。
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