全国の看護師等の7割以上が過労になっていることが調査で分かりました。病人を看護すべき看護師等の6割が健康状態に不安を抱いています。「疲れが翌日に残る」、「いつも疲れている」と答えた人が増加しています。また仕事で「強いストレスや不満を感じている」とする人も約7割います。また流産になりかける「切迫流産」を経験している人は約30%います。
厚生労働省は仕事の負担を軽減し、離職を減らすために十分な勤務時間の間隔を取るように指導していますが、患者の高齢化や重症化により人手不足は続いています。
2交代制を取り入れている医療機関での看護師の仕事は厳しさを増しています。勤務時間が8時間に収まる3交代制の職場は減少しつつあります。2交代制で働く看護師さんの1か月あたりの夜勤は平均4.1回で増加する傾向にあります。ICUの看護師では月14回の人もいます。
2交代制の看護師が勤務明けから次の勤務に入るまでの間隔は「8時間未満」とする人は55%になります。十分な休養が取れないまま、次の勤務に入る厳しい職場になっています。過度な超過勤務は医療事故やミスを招きかねません。労働条件の改善が求められます。
なお看護師等とは、全国の医療機関や介護施設で看護師に准看護師、保健師、助産師のことです。