一般入試における下記の学校は学校独自のやり方で合否を判断しています。
事実を知らずに、事務員に騙されて受験されている方々がかなり多いですし、メッセージによる質問も多々寄せられていますので、今一度整理して情報提供いたします。
医師会
IMSグループ
板橋中央グループ
○○大学付属看護(日大、杏林、昭和
病院協会
厚生年金
赤十字
これらの学校の共通事項として、試験の科目の出来はあまり関係がないということです。不公正入試、差別入試があります。
特に顕著なのは医師会や板橋中央、IMSグループです。
■准看護学校を運営する医師会の場合
これは実際に医師会の入試担当者から聞いたことですが、試験の点数に関しては半分程度取れていればよいということです。実際、半分なんて大部分の受験生がクリアします。むしろ、国語や一般常識をやらせておいて、採点をしない科目もあります。
面接も単純なもので、「最近見たニュースで気になったこと」を5人まとめて聞いて、感想を述べさせ、3分で終了させるような学校まであります。 例)大宮医師会准看護学校
東京の医師会はまだ個別面接ですが、埼玉などの医師会ではこういうやり方をしている学校もあります。はっきり言って、こんなのはまったく面接にもなっていません。
判断基準がまるでないからです。「やらされている」感がありますね。
厚労省からの行政指導があってもおかしくありません。
また、高校時代の書類はほぼ考慮しません。願書の後ろに配置されますので、見ることすらありません。医師会の事情によって合否が判断されるのです。したがって、高校や大学時代の出席日数や成績(内申点)はまったく関係がないのです。
まぁ、同族会社と似てますね。各学校の合否結果の受験番号を見ても奇妙なことがわかります。昨年、受験生から合格者の番号一覧の写真を見せてもらったところ、前半部分と後半部分では、前半の方が合格しやすいようになっていることが判明しました。願書を早めに出した方が得をするのです。とりあえず、前半の方でほぼ埋まってしまったら、既に後半のグループの面接中、前半の方の病院所属候補のリストにチェックしており、ろくに面接すらしなかった担当者もいたとの情報が入っています。要はまともに面接すらしてないってことです。
情報をいただいた学校は大宮医師会立准看護学校や幸手准看護学校などです。
医師会の判断材料は学力や面接の総合評価ではありません。むしろ学力はほぼ関係ないので、どうでもいいと思ってください。かといって、面接だけで判断されるというわけでもありません。「ご事情」があるのです。その「ご事情」にビンゴな人を選ぼうとするのです。
■IMS/板橋中央グループ
これらのグループは将来、自分たちのグループに就職できる人間しか合格させません。さらには、自分たちの病院へ縛るため、奨学金も自分たちのところでのみ利用させようとすらします。それを面接の場でも確認します。もし、奨学金も借りないということになれば、男女問わずその場で不合格が決定となります。また、男性の場合は推薦でほぼ入学させますので、一般入試で合格させる人数にも限りがあります。昨年、板橋中央の入試担当者はペラペラと、このような裏の事実を電話越しに教えてくれました。男性の方で、隠そうとしないのがよいですね。
ほかの学校は確実に隠蔽しようと必死になりますから。
学科に関しても医師会と同じです。ここは確かボーダーを5~6割にしているようです。要はそれ以上点数を取っても無意味なのです。ボーダーを越えたかどうかで一次合格者を午前中に出します。超えたものに対して、二次の面接を午後に実施するのです。
その面接でも、男性であればすでに充足しているということで、1,2点の確認だけでまともに面接すらしないでしょうし、女性であってもひっかかるところがあれば、不合格にさせられます。そういうものなのです。
要するに、自分たちの都合のよい人材だけを選びたいのです。
■○○大学付属看護(日大、杏林、昭和など)病院協会、厚生年金、赤十字
これらの学校も似たような感じですね。まぁ、実際の合格者は○歳まで、という学校側独自の年齢差別もありますし、学科試験も総合評価ではなく、単なる一次を突破させるかどうかの基準にしかなりません。二次でいくらでも学校側の欲しい人材にフィットしていなければ、落とされます。
看護学校の入試がどんなものか、だんだんとわかってきただろうか。
閉鎖的な世界なんです。
何も知らずに高い受験料をドブに捨てることのないよう、特に社会人の方は気をつけて下さい。
貴方たちが受験する学校は決まっています。