現世は、人間仕上げには持って来いの時代。

過去の経験、思い出に浸る。

さぞ、輝かしく、芳しかろう。

だが、いつまでその過去の経験、思い出に浸り続けている？

それは、随分と前に与えて頂いたご褒美。

その余韻に浸ったところで、次の基礎にはならぬ。

そう、もう結果が出ているのだよ。

ならばどうする。

次の基礎のために、精進するしかない。

甘い思い出に浸るのは、もうそれくらいにしておいた方がいい。

この時代、相当、進化向上を果たさねば、次はない。

故にお主らは、末法の世にいるということを自覚した方がいい。

祭りや宴は終わり。

これからの更に厳しい時代に耐え難きを堪えよ。

己、何のために生かされている？

何か、感じるものがあるのであれば、まずは行動に移すことだ。

思考をいくら巡らせたところで、何も起こらぬ。

何も起こらなければ、新しい経験も出来ぬ。

人生は、体験の場。

じっと固まっていたところで、何も動かぬ。

動け！

失敗も苦労も皆、人生の肥やしになっていく。

そうして次の基礎が出来ていく。

現世は、人間仕上げには持って来いの時代。

それを分かって自ら手を挙げて産まれ出てきたのだから、その約束を果たすのだ。

動け！

逃げるな！

留まるな！

是、万人に告ぐ。

そのことを肝に銘じ、過去の成功体験や実績、淡い思い出を捨て、新しい道に進みます。

有難う御座います。