一番初めにかんちゃんシャッドテール5インチを使用した時の釣行記です。

 

様々な縁により、5インチのシャッドテールワームを(後のかんちゃんシャッドテール5インチ)を使わせてもらえることとなりました。
 
当時はなにも説明を聞かされてなかったこともあり、硬いのとそこそこ柔らかいものの2種類があり、どちらも同じようなカラーであったことから製品のムラかなにかなのかなぁなんて思っていたのはここだけの話です。
(後から聞いた話ですと、元々2つの硬度の製品を入れてもらっていたとのことでした。)
※どのくらい出来るか試させてもらった程度です。
アクションの質や用途など知らせることはほぼなく、攻略本もなくドラクエの隠しアイテムを探すノリに近い。作者談
 
初めて触って泳がせた感じ、柔らかいモデルのものに関してはとてもビビッときたのは今でも覚えております。
こちらの地域での池の釣りは、特にマズメのタイミングでは強めのルアーを使用することも多くテンポよく大型の魚を拾っていくには割と最適な釣りでありました。
ノーシンカーやウエイテッドフックを使用したリグをはじめとした幅広い釣りに対応出来そうだなと感じたのが率直な感想です。
逆に硬いモデルの方は、使い道をかなり選びそうであると感じました。
ヘビーテキサスでのカバー撃ちや早巻き、こちらではあまりおかっぱりでは使用することのないヘビー級のジグヘッド(エコギアのスイミングテンヤ等)を使用したリグかジグやチャターベイトのトレーラーとして使用することになるだろうなと感じておりました。
ちなみにヘビーテキサスでの早巻きでは全力で巻いてもキッチリ泳いでいました。
リグと材質の関係上フッキング率に問題はありそうですが、ジャバロンのヘビーテキサスの高速巻きでハメるパターンもあるため強く効くタイミングがある可能性もあります。

 

 

 

 

軽くどんなものか触れたところで実釣開始。
夕マズメが絡み始める夏の午後からの釣行で日差しはまだまだ強いものの魚たちはテンションが上がり始める時間帯でもあります。
 
1カ所目のポイントは基本オープンであるものの所々オーバーハングやカナダ藻が生えているところ。
まだ日も高いため、硬いマテリアルのモデルでカナダ藻が生えているエリアを重点的に打つことにします。
この日手にしていたロッドは、Hクラスとは言え、ティップは柔らかくどちらかというと重量級の巻物等を行うためのロッドで尚且つ使用はフロロカーボンとパンチングを行うにはタックルバランスの良くないセッティングでした。
1オンスのバレットシンカーをセットしたテキサスリグでカナダ藻を片っ端から撃っていくとファーストフォールでラインが走ります。すかさずフッキングを決めるもののロッドが曲がりすぎたせいかラインが伸びるせいかウィードを乗り越える前にフックオフ…
タックルバランスはとても大切です。
 
2カ所目のポイントは全体的にカナダ藻が多く、水面から飛び出していたりポケットが出来ていたりするようなところです。カナダ藻が青々と生えている池は以外と水質がよく、マッディーというよりかはステインやクリアな水質が多いのは気のせいでしょうか。
カナダ藻が水面まで生えているとなれば使用するのはノーシンカー。
4/0のオフセットフックにかんちゃんシャッドテール5インチを選択です。
オフセットフックはこちらの地域ではバス用品を置いている釣具屋では割とどこでも置いており、刺さりも悪くないという点からハヤブサのTNSを使用しております。
ウィードエリアでは遠投して広範囲を探り、オーバーハングに入れてみたり岸際やウィードのエッジ部分を通してみたりと基本に忠実な使い方で攻略します。
気持ちの問題かもしれませんが、完全にウィードの上にのり、尚且ポケットやオープンウォーターに差し掛かるところでは、シェイクしながら巻いてきてよりバスへアピールできるように引くように意識します。オープンウォーターやポケットでは水面皮一枚を引いてくるように意識して引いてきます。
ラインの重みでウィードエッジを引いてあげると持っていくようなバイト。
すかさず巻き合わせをいれ、ウィードに潜られないように一定のスピードでゴリ巻きしてぶっこぬくと夏の日焼けしたいい感じのバスが上がってきました。
ガッツリ食っておりよい食い方です。
 
魚を1匹キャッチしたところで別エリアへ移動します。
3カ所目のポイントはウィードの生えていないマッディーな水質の池です。スティーズカバーチャター3/8オンスに硬いモデルをトレーラーに装着し、岸際を通してあげます。

 

 

ちなみにスティーズカバーチャターを使用する理由はブラシガードが付いて根がかりしづらいことに加え、他のチャターと比べて何故か分からないものの自分と相性がいいというのが理由であったりします。元々チャターベイトは苦手なジャンルのルアーでしたが克服できたのもスティーズカバーチャターがきっかけでした。
ショートキャストで刻みながらであげると早速1本キャッチ。壁際を巻きもので通していくのはどのルアーでも実績ありです。
 
1匹釣ったあともランガンしテンポよく投げていきます。そして岸壁と角の絡む1級ポイントへ到着。ジグやクローやホッグ系のテキサス入れようか悩んだ末にそのままチャターベイトを投入。幸運なことに読み通り良型がヒット。バレないようにテンションを緩めることなく巻いてちょっと大きいなと悩みながらもそのまま抜き上げました。
ファイト中にワームは飛んでしまいましたがサイズ、コンディション共に良しな魚でした。
 

 

 

変化球気味なパンチングにバス用シャッドテールといえばのノーシンカー、そしてチャターベイトのトレーラーと3種類の使い方で実釣を行いました。
ノーシンカーやチャターベイトのトレーラーというのは皆様も想像がつきやすいのではないでしょうか。
また、パンチングに関してもタックルバランスが悪かったのが敗因ではありますがすり抜けやすそうな形状にアピールの強いテールが付いていると考えてみれば以外とありなのではと思うはずです。
ノンソルトであるため針持がよいことやクリア系のカラーが作りやすいというのもかんちゃんシャッドテール5インチの大きな特徴であるかもしれません。
今のところ私の行くフィールドでは5インチのクリア系カラーの必要性は感じたことはありませんが正直気にはなります。
 
こんなところでクリア系ベースのカラーが使いたいから欲しいというような要望がありましたらきっと対応して販売してもらえるはずですので、代表の各SNSにオーダーを入れてみて下さい。
※勘弁してください 製作者談