◯7月28日
次男のあまりの体調の悪化に、夜間救急を受診。
診察で今までの状況を説明し、次男のみ血液検査、尿検査のために中へ。
しばらくして呼ばれた時には、ベッドで点滴を受ける息子の姿が
「何か飲みた-い」
とは言うものの、吐き気はまだあるため、少ししか飲めないそれでも、点滴のお陰か少しだけ笑顔がありました
それからすぐ、お医者さんが来て
医師「今の◯◯くんは、糖尿病性ケトアシドーシス、という状態になっているので、このまま入院して治療が必要になります。」
・・・ケト
カタカナたくさんで聞き取れない
んっ糖尿病
いやいや、次男バリバリの運動部だし、どっちかって言うと痩せてるやん
母「何か生活習慣が悪かったんですか」
医師「それは全く関係ないです。」
いやいや、糖尿病って生活習慣が原因でってよく聞くやん・・・
この時は、この病気に関する詳しい知識がありませんでした。
医師「ここ最近1ヶ月くらいに何か風邪引いたとかはないですか」
母「いやぁ・・・無かったと思いますけど。あっ6月末に熱が続いてました
」
医師「それかもね-。まだ詳しく検査をしないと分かりませんが、おそらく1型糖尿病という病気かもしれないです。早めに気づいて病院に連れてきてくれて良かったです。」
何で
あの時の熱は中耳炎じゃなくて
熱だけで糖尿病
ケトアシドーシスがどれだけ深刻な状態で、1型糖尿病がどういう病気で今後どんな治療が必要なのか、ショックと不安はありました。しかしそれ以上に、今までのいろいろな体の不調が耳だけでなく、今回入院しなければいけない程の病気が関係してたと知り、原因が分かってホッとしたのを覚えます
原因が分からない上に、悪化していくかもしれないという不安から解放される、治るんだ-と
(まさか、インスリンを打ち続けていかなければならないこと、この時はまだ知らなかった)
脱水が進み、体重が激減してたこと。
嘔吐するまで我慢させてしまったこと。
今振り返っても、もっと早く子供の変化に気づいてあげればよかった、と後悔はたくさんありますが
そしてそのままPICUに入院となりましたが、本当に、何時間か前とはうってかわって、次男の顔が少し穏やかになったことが、何よりも嬉しかったです
そして母も、2週間後の退院の日まで、次男とともに1型糖尿病や食事、カーボカウント、注射や低血糖の時の対処のしかたなど、勉強の日々となるのでした