手宮線廃線跡を辿る(北海道小樽市) | 三日月の館

三日月の館

yahoo!ブログのアメブロ版です。

手宮線廃線跡の図。

公園通跨線橋から南小樽駅の方を見る。

函館本線の左側の線路が手宮線。

小樽駅の方を見る。
ここから分岐。

水天宮の参道。

左折して北へ向かいます。
函館本線の分岐点を北から見る。

先へ進みます。

駐車場と化した廃線跡。
線路が砂利で埋まってるー!

ここで線路が途切れる。
ここまでがJR北海道所有地。

寿司屋通りを跨ぐ。

橋台。

ここから市所有地。

振り返る。

説明板。

【旧手宮線】

明治13年(1880)10月24日、アメリカから輸入された蒸気機関車「弁慶号」が試運転を行い、人々に初めて公開された日です。
無事、試運転を終えて1ヶ月後の11月28日、北海道で最初の鉄道が手宮と札幌の間に開通しました。
開通当時は1日1往復で、停車場は手宮・開運町(今の南小樽)・銭函・札幌の4ヶ所、料金(手宮~札幌)は上等1円、所用時間は3時間でした。
当時の多くの資料は「小樽市総合博物館」に展示されています。

小樽市

 

この辺りは整備され線路がきれいに残っています。

踏切跡。

ライオン号。

公園化された廃線跡。
こんなにきれいに整備された廃線跡はなかなか無いね〰

鉄道施設。

日銀通りを跨ぐ。

近くには、日本銀行小樽支店や、

旧三井銀行小樽支店があります。

先へ進みます。

近代化産業遺産の碑。

色内駅跡。

【色内駅跡地】

色内駅は大正元年(1912)8月11日に手宮線の最後に開設された旅客専用駅でした。
手宮線開通により石炭、穀物、木材などの交易の港湾都市として小樽を発展させ、色内駅周辺は日本銀行をはじめ、多くの金融機関が軒を連ね、「北海道のウォール街」と称されるほど賑わいがありました。
アメリカ製蒸気機関車「義経」「弁慶」でけん引する手宮線はハイカラ列車と呼ばれ、ハイカラ好みの人達の間で人気を誇ったものです。
昭和36年(1961)10月に駅が廃止され、手宮線として昭和60年(1985)11月5日に全ての運輸営業が廃止されました。

小樽市

 

かつての駅舎をモチーフとして建てられた休憩施設。

中にも説明があります。

駅北側の変な家。

鉄っちゃんなのかな?

もぐら神社?

色内駅を振り返る。

先へ進みます。

線路脇にレストラン。

ランチ¥850~(税込)。

また鉄道施設。

踏切跡。

線路脇のあじさい。
(歩いたのは8月初旬です。)

また鉄道施設。

市所有地で整備済はここまで。

ここにも説明板。

【旧手宮線】

旧手宮線は北海道最初の鉄道です。
明治政府は日本の近代化を図るため、石炭などの北海道の豊富な地下資源に注目し、その開発と輸送を目的に鉄道建設を着手しました。
そして明治13年(1880)、北海道最初、日本で3番目の手宮線(手宮~札幌間、後に三笠まで延長)が開通しました。
北海道の鉄道工事は、アメリカの技術によって進められ、蒸気機関車もアメリカから輸入されました。

小樽市
中央通地区土地区画整理事業

 

中央通を跨ぐ。

一時停止の必要はありません。

振り返る。
初めて来たドライバーは一旦停止しちゃうかも。

ここからは未整備。

廃線跡を残しながらきれいに整備していく模様。
いいねぇ〰

先へ進みます。

おしゃれっぽい雑貨屋。

どんどん進みます。

踏切跡。

さらに進みます。

線路が草で埋もれています。

臨港線を跨ぐ。

ここから先は未整備で草茫々。

北運河からの道路との踏切跡。

ここから廃線跡と進むのは至難の業。

炭火焼肉屋の裏へ廻り込む。
荒巻山の突端が突き出たこの場所に手宮駅があった。

手宮駅跡からさらに進む。

踏切跡と鉄道施設。

手宮駅跡を振り返る。

先へ進む。

旧日本郵船小樽支店。

ここから徐々に敷地広くなる。

ポイント跡。

線路が複線になります。

さらに線路は分岐します。

小樽市総合博物館へ。

ターンテーブル。

小樽市総合博物館入口。

駅舎のよう。

案内図。

現在の手宮駅。

中央まで列車に乗って移動出来る。
(歩いた方が余程速いが…)

C12と懐かしい列車たち。

説明板。

と言っても乗った事無いが…

北海道鉄道開通起点。

【北海道鉄道開通起点標】

明治13年(1880)1月8日、手宮から着工した鉄道工事は、同年11月28日に札幌まで開通。
北海道で最初、日本では新橋・横浜、大阪・神戸に次いで三番目の鉄道がここから始まりました。
北海道の鉄道がこの地から生まれたことを記念して昭和17年(1942)手宮駅構内に起点標が建てられ、昭和41年(1966)、後世へ伝えるべき鉄道文化財として、旧国鉄により準鉄道記念物に指定され、JR北海道に引き継がれました。
この起点標はの中心点は北海道における鉄道起点(ゼロマイル・ポイント)となります。

 

構内を進みます。

国指定重要文化財である手宮鉄道施設。

説明板。

ターンテーブル。

レールバス。

大勝号。

そして…

アイアンホース号。

他にも鉄道車両がズラリ。

館内にも。

手宮構内模型。

小樽市総合博物館を出る。

手宮洞窟。

その脇に擁壁。

説明板。

擁壁に近づいてみる。

構内の東側はホーマックになっている。

線路は桟橋まで続いていた。
今は土台だけが残る。

不祥事が続くJR北海道。
社員全員歩いた方がいいんじゃない?

 

鉄道(目次)へ戻る