函館ハリストス正教会（主の復活聖堂）

所在地　　北海道函館市元町3−13
宗派　　　日本ハリストス正教会
創建　　　大正5年(1916)

日本ハリストス正教会発祥の地です。

【ハリストス正教会】

安政6年(1859)敷地内に建てられた初代ロシア領事館の付属聖堂として建立されたのが始まりで、正しくは「函館復活聖堂」という。
文久元年(1861)青年司祭ニコライが、ロシアから来函し切支丹解禁を待って日本で最初にギリシア正教を布教した。（明治5年(1872)東京転任）
明治40年(1907)大火で類焼したが、大正5年(1916)聖堂はロシア風ビザンチン様式で再建された。
この聖堂内部に、丸天井を装架しているのがこの様式の特徴である。
屋根に装備された数多くの十字架と、その装飾部を飾る冠状構造が独得の形状をつくっており、緑色の銅版屋根は昭和43年に改装され、緑青を化学的に熟成したものである。
再建当時の大鐘（重さ約2トン）は、大正12年(1923)関東大震災で大破した東京ニコライ堂復興の際に移され、かわりに大小6個1組の鐘と交換された。
リズムと共にメロディを送る音色から「ガンガン寺」として市民に親しまれたが、この鐘も戦時中供出した。
現在の鐘は、三重県桑名市在住の美術鋳造家から昭和58年6月に献納されたものである。
昭和58年6月、国の重要文化財に指定された。
（現地説明板より）

大三坂を登った所にあります。

さらに登って行く坂は別名チャチャ登り。
チャチャとはアイヌ語でおじいさん。
急坂を前かがみに腰を曲げて登る姿が老人に似ていたことから名が付いた。

坂の脇に函館ハリストス正教会があります。

入り口から登っていきます。

登った所は教会側面。
こちらは正面口ではありませんでした。

一周します。

教会の背面。
夏なのにあじさい。

反対側の側面。

聖ニコライ。

正面へ。

正面。
国の重要文化財です。

鐘の音は日本の音風景100選。

昭和に大修理が行われたそうですが…
掠れて見難い。

200円を支払い中へ入る。

荘厳な雰囲気でした。

正面口から出る。

坂の上から教会を見下ろす。

別角度。

日が暮れる。

教会側面。

教会背面。

一周します。

反対側の側面。

正面。

一周しました。

坂の上から教会を見下ろす。

別角度。

素敵だなぁ～

ガンガン寺という名前で親しまれている函館ハリストス正教会でした。

（おまけ）

付近には教会がいくつかある。
カトリック元町教会。

説明板。

建物は修復中でした。

夜のライトアップ。

函館聖ヨハネ教会。

説明板。

夜のライトアップ。

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