所在地 京都市右京区嵯峨野々宮町1
主祭神 野宮大神(天照皇大神)
創建 不詳
源氏物語の宮です。
最寄駅は、嵐電嵐山駅。
ここから徒歩5分のところにあります。
野々宮バス停前のソフトクリーム屋さんの所を左折。
抹茶とほうじ茶のソフトを食べて、
竹林の道を進む。
寄り道をしなければ、駅から約5分で到着。
駒札。
【野宮神社】
伊勢の神宮に奉仕する内親王が潔斎のため居住された跡で、今三つの祠があり、中央に天照大神を祀り、左右に愛宕、弁財天神を祀っている。
歴代天皇は未婚の皇女を神宮に奉仕せしめられ、これを斎宮といった。
斎宮に立たれる内親王は、まず皇居内の初斎院で一年余り潔斎されてからこの野宮に移り、三年間の潔斎の後、初めて伊勢に向かわれたが、その時の行列を斎王群行といった。
斎宮は垂仁天皇の時に皇女倭姫命をして奉仕せしめられたのが始まりで、その後北朝時代(14世紀後半)に廃絶した。
野宮は源氏物語にも現れ、謡曲、和歌などに謡われているが、黒木の鳥居や小柴垣は昔のままの遺風を伝えるものである。
京都市<
黒木鳥居説明板。
日本最古の様式である黒木鳥居を潜って境内へ。
境内南側に龍神様を祀る手水舎。
手水舎前で願い事を書いて、
野宮大黒天社に参詣し、脇にある神石(亀石)を撫でながら祈願すると、願い事が成就するそうです。
社殿へ。
境内中央に本殿。
野宮大神(天照皇大神)を祀る。
本殿左側に白峰弁財天。
財運・芸能の神。
本殿右側に愛宕大神。
鎮火勝運の神。
源氏物語ゆかりの地説明板と碑。
脇に皇族参拝記念碑。
説明板。
「嵯峨野の宮」を略して「野宮神社」と名付けられた神社で、源氏物語第十帖「賢木」の巻で光源氏と六条御息所の別れの舞台として登場する。
境内北側奥へ。
大黒様のお面が飾られている社殿?
奥は幻想的な「野宮竹」の竹林。
真竹で、丈が長く、節が低く弾力がある。
さらに境内の北側へ。
白福稲荷大明神。
隣に大山弁財天と稲荷社 。
手前に村山古郷の句碑。
説明板。
引き返す。
「斎宮旧趾」の碑。
美しい野宮じゅうたん苔の庭。
もう一枚。
苔庭にある燈籠。
社殿前へ。
苔庭や竹林も素敵でしたが、紅葉も良かったです。
もう少し色づいていたらもっと良かったかも。
御朱印をもらって境内を出る。
しばらくしたら若い女性が押し寄せ行列が出来た。
ゆっくり見るなら朝早く訪れる方が良さそう。
5月第3・4日曜日には、愛宕神社と合同で嵯峨祭が行われ、御旅所では御神輿、剣鉾などが巡幸する。
御旅所へ行ってみる。
境内東側に謡曲「野宮」と野宮神社説明板。
説明板を拡大。
JR山陰本線の踏切を渡る。
渡るとまた竹林の道。
御旅所へは、一旦東進し丸太町通へ突き当たった所を左折して北進。
清凉寺の手前にある。
舞殿。
奥に神輿庫。
右側が愛宕神社。
左側が野宮神社。
嵯峨祭は観たことがないのでここまで。
最後に御朱印。
嵐山のパワースポット、野宮神社でした。
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