高野山 その3(和歌山県伊都郡高野町) | 三日月の館

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六時の鐘の南にある大師教会。
教会といってもキリスト教ではありません。
高野山真言宗の布教総本部。

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隣りにあるのが常喜院。
大檀家に日向の伊藤家、近江の朽木家が名を連ねていた。

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赤地蔵で有名。

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金剛峯寺へ。

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説明板。

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【金剛峯寺】
県指定  指定 昭和40年4月14日

高野山の総本坊であり、山内に多くの子院と日本全国の高野山真言宗三千ヶ寺を宗教行政上管理する総本山であり、高野山真言宗管長高野山座主の住坊である。
高野山二世真然の御廟の所在地である。
豊臣秀吉が建てた学侶方の青巌寺と行人方の興山寺があった敷地に金剛峯寺を建てた。
表門を入ると正面に主殿とその右に台所がある。
主殿の右に大玄関がある。
主殿は桧皮葺書院造で、造営は文久3年(1863)である。
近年東に隣接して事務所を改築した。
また西に奥殿を建て増した。

 

手水舎。

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表門。

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境内図。

https://livedoor.blogimg.jp/kanezane2/imgs/8/2/828ef5ce.jpg

表門を振り返る。
昔はこの門を正面から出入りできるのは天皇・皇族、高野山の重職だけだった。

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東側に鐘楼。

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西側に経蔵。
この経蔵は金剛峯寺の前身である青巌寺のもの。

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裏のかご塀。
青巌寺の築地塀だった。
南面部分は文久2年(1862)建立。
西面部分は一時代古いものと云う。

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経蔵から境内を見る。

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表門を入ると正面に主殿がある。
屋根に天水桶が載っている。

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大玄関から入る。
ここから有料。

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といっても、見れない所が多い。
奥殿から先は立ち入り禁止。
貴賓室だそうです。

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蟠龍庭。
見れても一面銀世界。
石庭だそうですが、埋もれてしまって解かりません。

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第二世真然大徳廟。
弘法大師の甥にあたると云う。

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ここで御朱印をもらいました。

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会下門から出る。

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会下門から境内を振り返る。
高野山全体が金剛峯寺だと思っていました。
そうなのですが、今はそうでないとも言えます。
何となく解かったようなまだ解からないような…

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金剛峯寺を後にしました。

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東へ歩いて行きます。
街のコンビニ。
周囲に溶け込んでいます。

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町石。
また高野山のメインストリートの交差点へ戻ってきました。

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交差点横にある観光案内所。

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今度は金剛三昧院へ向かう。
薬局が目印。

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店内の狛犬に見つめられてビックリ!

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薬局脇の細い道を進む。

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参道。

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山門。

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境内から山門を見る。

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正面に本堂。
金剛三昧院は、北条政子が夫源頼朝菩提の為に創建。
本尊愛染明王像や千手観音立像は重要文化財。

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雪に埋もれた経蔵。
重要文化財。

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これまた重要文化財の本坊は修復中だった。
解体修理は平成20年1月から60ヶ月間。(平成24年12月までかな?)

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そして、国宝の多宝塔。
北条政子が建立。
石山寺の多宝塔に次ぎ日本で2番目に古いもの。

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他、重要文化財の四所明神社本殿、山門に吊るしてあったという梵鐘等貴重な文化財があるのですが、雪に埋もれて見落としました。
修復が終了したら再訪したい寺院でした。
次は、本日高野山へ来た目的地へ向かいます。

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つづく