大豊神社(京都市左京区) | 三日月の館

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所在地  京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
主祭神  少彦名命、応神天皇、菅原道真
創建    仁和3年(887)

 

京のねずみ神社です。

 

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【大豊神社】

この社は少彦名命・応神天皇・菅原道真を祀っている。
社伝によると、仁和3年(887)、宇多天皇の病気平癒のため尚侍藤原淑子が勅命を奉じた勅願所であり、朝野の信仰が篤かった。
建武の内乱・応仁の兵火などに遭って焼失したが、本殿・末社・拝殿・絵馬堂が再建され、鹿ケ谷、法然院、南禅寺一帯の土産神として信仰を集めている。
特に、末社の大国社の狛鼠、日吉社の狛猿、愛宕社の狛鳶は、それぞれの神のお使いとして有名である。
また、神花として椿、枝垂れ紅梅、紫陽花や山野草が四季折々、参拝者の心を和ませている。
更に、椿の名所としても知られている。

京都市

 

鹿ヶ谷通に面した参道入口。

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「哲学の道」の道標と「名木 大豊神社駒返しの槙跡」の碑が建つ。
ここから東へ3分。

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約1分で一の鳥居。

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哲学の道と交差。
琵琶湖疎水に架かる大豊橋を渡る。

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春は桜の名所として有名ですが、秋は山茶花と紅葉がきれいでした。

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石燈籠の所に立て掛けてある絵馬。
「駒ねずみ」とは珍しい。

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参道脇の清宗庵。
佐川印刷のゲストハウス。

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ここから50m。

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参道を進む。

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手水舎。
椿ヶ峰の御神水。

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奥に二の鳥居。

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境内の様子。
中央に舞殿。

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北側に社務所。

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奥に、難儀を祓い幸を呼ぶ、夫婦梛の木。

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南側に献酒と狛ねずみの写真が並ぶ奉納殿。

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舞殿の奥に三の鳥居と大豊神社本殿。

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何と、本殿の北側には狛鳶と狛猿がいるという。

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(左)末社愛宕社
(右)末社日吉社

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(左)狛鳶

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(右)狛猿

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鳶を酉とすれば、十二年の内三回も正月に話題となる。
(社務所では近々狛蛇も奉納される予定との話があったが、その後行ってみたものの確認出来なかった。)
今度は、本殿南側へ。

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美田稲荷社。

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そして、その南隣りに末社大国社。

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ここに「狛ねずみ」がいます。

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左側の狛ねずみ。
大きな玉を持っています。

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右側の狛ねずみ。
巻物を抱えています。

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もう一度大国社を見る。
子年の正月はごった返すとか。

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何と書いてあるのか読めない句碑。
大国社創建当時の作とか。
「椿が大豊社の神花であれば、山雀は神鳥と申すべきか…」

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大国社を後にする。

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今度は8年後かな?

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最後に御朱印。

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狛うさぎ狛たつに注目することが無かったら、今までのように哲学の道を散策しても素通りしていただろう。
目立たずひっそりと鎮座している大豊神社でした。

 

(おまけ)

 

大豊橋から哲学の道を少し北へ進むと、御旅所があります。

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GWの氏神祭で担がれる神輿が納められているそうです。

 

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