(もどる)
子守堂の桜から少し北東へ行った所にあるのが赤坂の薬師桜です。
赤坂の薬師桜 |

前々回ご紹介した薬師桜とは同時期に植えられたとか。
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最上川を渡って荒砥の町へ入る。
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撮っておけばよかったと後悔。
山形鉄道は最上川を渡ると北へカーブして荒砥駅へと至る。
この駅が山形鉄道フラワー長井線の終着駅。



狐越街道といい、長谷堂合戦の折、荒砥城の稲荷神社で戦勝祈願した直江兼続がこの道を進軍、途中で道に迷っていると神社の白狐が現れ道案内をしたということから名がついた。

(これも予定には無かったんだけどなぁ~)
駅前の丘(八乙女ヶ丘)にある荒砥城へ行ってみる。

鉄道開通当時に記念の桜として植えられたものが数本残っている。

これは堀だな。



この辺りは殿町という。
居館があったのだろう。


腰曲輪。



八幡太郎義家がこの丘で弓矢を立て奉り8人の乙女に舞楽を奉納させたと伝わる。



八乙女種まき桜 |



おかげで日当たりが悪い。

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参道の階段を下りて行く途中にある蛇井戸の跡。
敵の攻撃を受けた時、空井戸の竜神に祈ると、不思議にも水が湧き溢れ空堀に水が充満して、敵の侵入を防ぐ難攻不落の城になったと云う。




荒砥城の城番衆の一員だった船山勘解由の子孫が建立した供養碑とか。

ここから一気に南下。
借りた自転車を返しに最上川右岸を進む。
国道287号線を進んでいるとまた桜を発見!
時間も無いので一旦は通り過ぎかけたが、何か気になって戻ってしまった。


「黒藤館跡」
ここも城跡?

土塁と空堀が残っているようですが、もう体力の限界で見に行く気になれませんでした。
さらに南下。
原のしだれ桜へ行こうとしたのですが、道に迷って解からなくなった。

断念しました。
さらに南下。
白鷹町と長井市の境付近にあるのが殿入り桜。
殿入り桜 |

米沢藩主上杉斉定が立ち寄ったとの言い伝えから「殿入り桜」と名が付いたと云う。







今年も桜前線を追いかけてたくさんの桜を見ました。
また来年もきれいな花を咲かせますように。