登城日 2005年11月26日(土)晴
難易度 ☆☆
場所 岡山県総社市黒尾
経山城は、鬼ノ城の隣にあります。
鬼ノ城から見た経山城。
【経山城の概要】
経山城は吉備高原の南端、標高372.7mの所にあった。
北には新山・岩屋・鬼城山など、標高400m級の山が連なり、頂部からは南の眼下に総社平野が一望でき、西には南流する高梁川を視界にとらえることができる。
背後の各峰は山岳仏教の霊場であった。
そして近接した南のこの山に、多数の経塚が築かれたことに由来して、城名は経山城と呼ばれた。
この城は、天文年間に大内義隆によって築かれたと『備中府志』に記されている。
のち毛利氏の所領となって元亀年間(1570-1573)に毛利氏の雄将小早川隆景がこれを修理して二階堂近江守氏行・中島大炊介元行らを城代に据えた。
毛利氏の東辺の押さえとして、この城は重要な位置を占めていたようである。
廃城の時期は定かではないが、おそらく天正10年(1582)の高松の役の時、羽柴(豊臣)秀吉と毛利氏が和睦しそれを機にこの地が宇喜多氏の領地となって延原土佐守に与えられたので、城は破却されたのであろう。
(日本城郭大系より抜粋)
登城口には経山城の碑が建っています。
石垣が僅かに残存しています。
北ノ郭。
石垣がありますね。
郭の境にも石垣がありました。
主郭を見る。
郭はL字型に北ノ郭、東ノ郭、中ノ郭、主郭、二ノ壇、三ノ壇と並んでいました。
この石垣が一番大きかったです。
石がごろごろ。
石垣の石なのかどうかは解りません。
もうちょっと丁寧に見れば良かったかな?
鬼ノ城へ行く途中で偶然見つけた城で、事前知識が無く、何処を見たらいいのか解らなかった。