115 名胡桃城 その１(上野国)

登城日　2009年 1月 3日（土）曇
難易度　☆☆
場所　 　群馬県利根郡みなかみ町下津城平

名胡桃城は断崖絶壁の上にある城なので、上毛高原駅や後閑駅からはとても歩いて行けません。
残念なことに、城内を国道17号バイパスが貫通していますので、車で行くしか無いです。
 

名胡桃城の説明板。
名胡桃城は、明応元年(1492年)に沼田氏によって沼田城の支城として築かれたという。
その後、天庄7年(1579年)に武田氏の命により、後北条氏の支配する沼田城攻略の足がかりとして、真田昌幸によって現在の形に整備された。
名胡桃城が一躍有名になったのは、後北条氏の沼田城代猪俣邦憲が、豊臣秀吉の調停を破って真田領であった名胡桃城を攻略したことにより、後北条氏の滅亡の原因となったことである。

名胡桃城の縄張図。
連郭式城郭。

車は般若郭に止めます。

般若郭にも深い堀があります。

本郭を目指します。

丸馬出しの碑。

三の丸堀。

逆側。

三の丸。
虎口があったらしいが、今は無い。

二の丸堀。

逆側。

土橋を渡って二の丸へ。
食い違い虎口があったらしい。

と思ったら、思いっきりコケル。
今年の初すべり。

二の丸。

腰曲輪。

本丸から見た腰曲輪。

二の丸を振り返る。

二の丸と本丸との間の空堀と土橋。

二の丸から見た本丸。
断崖絶壁。

本丸堀。

名胡桃城の碑。

発掘調査結果が書いてありました。

本丸。
二の丸、三の丸、般若郭に比べ狭い。

こちらの名胡桃城址碑は徳富蘇峰によるもの。

隣には名胡桃城の保存に苦労した旨が書かれていました。

本郭の先にはささ郭があります。
小川城と同じ構造ですね。
この地方の特色なのでしょう。

ささ郭は土囲によって守られていました。

ささ郭を振り返る。

ささ郭の先には袖曲輪が。
この先に物見郭があって、搦手門があったそうですが、急斜面で怖いので引き返します。

ささ郭から沼田方面を見る。

最後に、17号バイパスを挟んで外郭がある。
とん汁入ってるの？

水の手郭。
あの石垣は本物？
本物だったら感動ものなんですが、写真がブレてしまった。

寒かった～。