小里城(美濃国) | 三日月の館

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登城日 2004年 夏
難易度 ☆☆☆
場所  岐阜県瑞浪市稲津町小里城山

 

JR東海中央西線の瑞浪駅から「明智駅」行き東鉄バスに乗り、山の田下車。
 

城山目指しててくてく歩く。
このあたりは城の宝庫。
中央西線各駅ごとに見どころのある城がある。
しかし、どの城も駅から遠いのが難。
小里城はその中でも、個人的に一番きつかった。
バスの通る道より小里川を挟んだ西側の道沿いに登城口がある。
登城口からすぐに居館跡がある。
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居館跡入口を居館から見る。
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小里城は、土岐氏一族の小里光忠により1534年(天文3年)に築かれた。
小里光忠は織田信長に従い、その子光明は1574年(天正2年)に美濃国内の武田家の岩村城を攻める拠点として小里城を改修した。
なお翌年岩村城が落城するとこの工事は中止された。
下曲輪。
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その上にある御殿跡。
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ここからひたすら登る。
記憶では能登七尾城に匹敵するぐらいしんどかった。
途中ヘビの群れに遭遇。
向こうがビックリして逃げていったので、そのまま進んだが、通り過ぎた後、帰りにまたいたらどうしようかと悩む。
やがて、本丸が見えてきた。
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天守台東面。
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天守台南東面。
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近づいてみる。
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天守台入口。
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天守台内部。
不等辺六角形で半地下構造の天守台。
居館から途中、特に目ぼしいものが無いのに、いきなりこのような天守台。
何とも不自然です。
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本当に未完の城だったのでしょう。
帰りは一目散に駆け下りました。