ミラノ・コリティナオリンピックが終わってしまいました。
五輪ロスなどと言われる今日この頃。美熟女の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
素晴らしいオリンピックの後は現実に引き戻されます。
高市総理の姿勢方針演説。
私の悲願である消費税減税。実は本丸は給付付き税額控除。
どっちなの?と言いたくなりますが、戦略的には整合性があるという評価がある一方、国民には分かりにくいものとなっています。
いずれにしても、国民が日々の食費を切り詰めるような状況は普通ではありません。
日本列島を強く豊かに。責任ある積極財政。
政府主導で行うようですが、すでに世界は似たような方向を打ち出しています。(良い悪いの話ではありません)
高市総理は政府主導で先端技術に投資してを通して、危機管理のための世界共通の課題を解決するとしています。
早い話、日本が昔やっていた産業政策の復活のようなものだと思います。
ただ、このような産業は、当然他国も狙ってくるので世界との競争になります。
日本がどこで戦えるかが重要になってきます。
すでにアメリカではバイデン大統領が署名したSHIPS法があります。
トランプ政権は同じようで少し意味合いが違ってきます。
EUでも産業保護政策が行われています。
更に、EUや同盟国のアメリカも、不本意な側面を持ちながらも、
経済の実利を見据えて中国と交流を活発化させています。
言うべきことを言った後の中国問題はどうするつもりなのでしょうか?
世界と同じ土俵では、現在の硬直した体制では勝てないかもしれません。
具体的にどのような戦略を考えているのでしょうか?
IPS細胞を利用した治療が二つの病気で、仮運用ながらようやく認めらました。
中山教授がIPS細胞でノーベル賞を授賞したのが2012年だという事を考えると遅いです。
日本は、かつての第五世代コンピュータ開発と同じ轍を踏んではいけません。
あの時、諦めなければチャットGPTは日本で生まれていたかもしれません。
攻めるためなら、政策立案や運用は官僚に任せにしてはいけないという事です。
企業の経営陣も大きな不安があります。
今の日本においては、ノーベル賞受賞者の言葉を借りるまでもなく、彼らには理解し推し進める能力は期待できないかもしれません。
今、日本には大きなチャンスが訪れている気がします。
AIをはじめITが進歩するほど日本は存在感を増します。
なぜなら、日本はそれらに必要不可欠な部材において多くのシェアを持つ、隠れたITインフラ大国だからです。
基礎研究も日本は弱いわけではありません。
それに対する理解とビジネスにつなげる成長戦略がないのです。
初めは周りに理解してもらえなかったというノーベル賞の坂口氏の制御性T細胞に至っては、関連の特許はアメリカが多くを占めています。
言葉を選ばずに言わせてもらえば、良い意味で無駄を理解できる人が必要です。
産学官連携も結果が出始めていますが、まだまだです。
一体何の役に立つの?何してるか良く分からない。
ここに潜む「どうしてなのだろう」と言う根本的な問いに一緒になって共感できるかです。
そして、論文を理解して発想力をもって収益化を常に意識できるかです。
誤解を恐れずに言うなら政治のリーダーや企業の経営陣が、いかに面白がって興味を持ち音頭を取れるかです。
緻密で完成度の高い製品や優れた素材などは日本の得意分野です。
世界と日本を良く照らし合わせ足元をみれば、戦略は見えてくると思います。
何度も言いますが日本はそれができる能力がある国です。
政治と企業の覚悟次第です。
ミラノ・コルティナオリンピックでは日本は勿論、各国の選手もお互いを認め、尊重し、誰一人としてチームから取り残すことはありませんでした。
観客も選手一人ひとりの物語に対し、素晴らしい演技にも、悔しく辛い涙にあふれる選手にも、拍手と声援とともに、全ての選手をこの大舞台のストーリーから漏らす事はありませでした。
専門家や評論家がAIの脅威やリスキリングの重要性を迫ります。
確かに、様々な面で効率化を図れます。
しかし、人としてのぬくもりや優しさは、人間以外には取って代われません。
人間の役割が無くなる事はありません。
ウクライナのボブスレーの選手がヘルメットの件で失格となってしまいました。
冬の大舞台の陰で、未だにミサイルの犠牲になってるウクライナがある事を忘れてはいけません。