1月4日(木)、阿蘇神社へ年明けのご挨拶に伺いました。
2006年9月に初参拝して以来事あるごとに伺うようになり、年明けのご挨拶もすっかり恒例になってしまいました。
この日は霧がすごくて
<霧で真っ白(植木IC付近)>
阿蘇山の山容も薄ぼんやり。
<霧に霞む阿蘇山>
でも天気は最高に良くて、前日の雨で空気が洗い流されたのか、外輪山はくっきりと見えました。
<山襞までくっきり見える阿蘇外輪山>
駐車場に車を止め参道を進むと、
<阿蘇神社横参道>
ああ、楼門が・・・!
<阿蘇神社楼門>
熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門。昨年夏に伺ったとき素屋根が解体され久しぶりにその姿を拝むことができたのですが、
【楼門との久しぶりの対面】
昨年12月7日ついに竣工。
<威風堂々>
阿蘇神社の楼門は国の重要文化財に指定されているため、元の材木を少しでも多く使うことが求められ、解体作業だけでおよそ1年。回収した1万点以上の材木に補修や補強を施し、元の材木の7割ほどを再利用したそうです。
7年の歳月をかけ復旧した楼門には門松が飾られ、記念撮影する参拝者の姿も。
<お正月仕様の楼門>
震災前の光景が蘇り、思わず涙が。相方と「よかったねぇ、よかったねぇ。」と喜び合いました。
感動に打ち震えながら楼門をくぐり拝殿へ。
<拝殿>
新しい年を迎えられたことに感謝するとともに、能登半島の復興を祈りました。
その後願掛け石、山王社とお参り。
<山王社(人が多かったので2023年8月の画像から)>
山王社から一の神殿を仰ぎ見たところで、
<一の神殿(主祭神・健磐龍命はじめ男神五柱を祀る)>
普段ある柵が取り払われ、神殿の裏に周れるようになってることに気付きました。瑞垣に沿って進んでみると―
<一の神殿裏から三の神殿(左)、二の神殿(中)を拝す>
壮観・・・!
3つの神殿をこんな間近に拝することができるなんて、なんだか神さまの気配が伝わってくるよう。 このような機会をいただけたことに感謝です。
無事お参りが出来たところで授与品を授かります。寄り添い土鈴をコンプリートした今、
<阿蘇神社の寄り添い土鈴>
お目当ては二十四節季カレンダー。
<阿蘇神社の二十四節季カレンダー>
稜いっぺいさんのイラストが素敵なカレンダー。今年もなんとかGetできました。
門前町にある「ごとう屋」さんでお昼をいただいて
<あか牛のお出汁を使ったお醤油仕立てのだご汁セット>
「正月は高いところに行く」という、相方の謎のこだわりで阿蘇山へ。県道111号線(阿蘇吉田線)で草千里を目指します。
<県道111号線から見た阿蘇山>
<同じく九重連山>
烏帽子岳北麓にある標高1100mの大草原。これだけ寒いと人は少ないかな?と思っていたのですが、
<多くの人で賑わう草千里>
さすがは阿蘇を代表する人気観光スポットですね。(大半はインバウンドだった)
正面に烏帽子岳を望む雄大な景色を堪能してから東側火口壁へ。本当は火口まで行きたかったけど、ガスで立ち入りが規制されたためここから中岳を眺めます。
<草千里東側火口壁から見た中岳>
もうもうと噴煙を上げる様は遠目から見ても大迫力で、地球のエネルギーが感じられました。
それにしても天気が良い。澄み切った青空に気持ちも晴れ渡る。
<青空にくっきり浮かび上がる杵島岳の稜線>
最後にもう1度烏帽子岳の秀麗な姿を目に焼きつけ草千里を後に。
<樹氷で白くなった烏帽子岳>
米塚を見て、熊本ICから帰路につきました。
<お椀型のかわいい米塚>
復活を遂げた阿蘇神社楼門とエネルギッシュな阿蘇山からパワーをいただいて、2024年もがんばります!
・阿蘇神社:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1 HP
・草千里:熊本県阿蘇市草千里ケ浜